davide marketing株式会社代表取締役社長

麻生陽平

Yohei Aso

一期一会

麻生陽平

略歴

ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社にて、サブスクリプションサービスの先駆けとなるDisneyモバイルコンテンツサービスや公式ECサイト立ち上げ及びプロモーション、ブランディング等デジタルビジネス・プロデューサーを歴任。またディズニーストア再建に向けたリブランディング、新キャラクター開発とストーリーテリング、PR、プロモーションを推進。
三菱電機株式会社では国内初となるカメラ付き携帯電話開発プロジェクトリーダー等新規プロダクト企画、工程管理に従事。IFA GAIA株式会社取締役兼CMOとして、同社ブランド育成とマーケティング戦略・組織をマネジメント。フィービジネスの先駆者として業界をリード、預かり資産350億へ導く。
2013−15年 慶應義塾大学院SDM研究科:イノベーション創出プログラム「デザインプロジェクト」非常勤講師担当。
慶應SDM研究科・論文優秀賞受賞『2×2欲求マトリクスを用いたマーケティング・ニーズ分析とコンセプト開発』
日本創造学会論文賞受賞『2×2欲求マトリクスー心理的価値に基づく利他的コンセプト創出法ー』
1997年青山学院大学国際政治経済学部卒。2012年 慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科修了。

現在の仕事についた経緯

小学生の頃ドイツに住んでおり、そこで日本人サッカーチームに所属していました。ある時、欧州のチームが7、8チーム集まる大会がありそこに私たちも参加しましたが、他チームは体の大きさも、パワーもスピードも全く違い、私たちは全く歯が立たず1勝もできずに最下位になり、とても悔しい思いをしたことを今でも覚えています。

そのような体験もあり、それ以来、まだ相対的に劣勢である人やチームが力を発揮し、勝っていけるよう一緒に取り組んだり、それを支援するための活動に意義を感じ、機会があればそれを行なってきました。

様々なビジネスの中でマーケティングというものがその「まだ開いていない可能性や機会を開くことができる」ものと感じ、それをより多くの人たちにも届けたいという想いから、davidemarketingの活動を志すに至りました。

仕事へのこだわり

仕事の上で一貫してこだわってきたことは「自分自身に素直」であることです。
自分自身の人生を歩むことを志し、たくさんの失敗や経験を繰り返しながら、ただ「自分自身で考え選択すること」には常に重きを置いてきました。

ディズニーで仕事をしている時に、もちろん一度も会ったこともなく、もうすでに亡くなっているウォルト・ディズニーの想いや考えから始まっている一連のディズニーの活動が、時間も場所も超えて自身につながり、その想いに共感、それに応えたいと感じ動いていることが純粋に驚きでした。
同時に源流であることのすごさ、を実感し、自身もいつか源流となる「自分自身の活動」を必ずスタートし、小さな会社や事業にも貢献しようと強く思いました。

ダヴィデ・マーケティングという社名は、「ダビデとゴリアテ」という大きな巨人を倒す小さな羊飼いの少年の話に由来しています。小さな会社やまだ育っていない事業の独自性や可能性を見出し、それを起点に大きな問題や壁を共に越えていくことを目指し名付けた名前になります。

マーケティング4.0の中心テーマは「テクノロジー」と「自己実現」です。
小さな会社や事業、人にも必ずその企業、事業、人ならではの魅力や価値があると思っています。多くの方たちがそれを引き出し、ちゃんと周りにも伝えていけるよう応援、貢献していきたいと思っているのと同時に、そのような個人の個性が光り、多様な価値観が受け入れられていく社会につなげていきたいと思っています。

若者へのメッセージ

私は、若い頃、若くして成功することが一番だと変に焦っていたように思います。それもたしかに華やかで素晴らしいのですが、振り返ると多くの遠回りや失敗も全て線となりつながり、今、自身の幅や深みとなって自分自身の活動を支えてくれているように感じます。
その人には必ずその人ならではの魅力やタイミングがあると思います。それが何か人より優っていたり、早く、大きなものが訪れる必要もないと思います。
ぜひ自分自身の活動をたくさんの経験と失敗と共に楽しんでほしいと思います。