株式会社ZEROコンサルティング 代表取締役

有村佳久

Yoshihisa Arimura

能力とは「自分自身を信じぬく力」

有村佳久

略歴

1980年愛知県生まれ。豊田工業高等専門学校にて建築を学び、卒業後、地元豊橋の建築設計事務所に入社。その後、大手派遣会社にて営業統括や支店運営・管理を経験。同社倒産を機に大手運送会社へ転職。過去の経験・ノウハウを生かし、現グループ企業の取締役として転職。新事業の立ち上げに成功し会社の拡大に貢献する。
2019年にZEROコンサルティングへ転籍。2020年、同社代表取締役に就任。現在はグループ企業に向けて展開した成功事例を基に、福祉・保育園の開業支援や企業買収など幅広く事業展開を行っている。

現在の仕事についた経緯

大手派遣会社の倒産をきっかけに、会社に守られる存在ではなく、自分自身が会社を守り、従業員を守れる存在になりたいと考え、会社経営に興味を持つようになりました。その後、多くの方との出会いの中で現グループの立ち上げに参画。
現在はグループの中枢であるコンサルティング会社の代表へ就任し、グループ会社の運営を助け、多角経営を目指すと共に、社会へ新しいサービスや価値を提供し続けられる様、日々チャレンジしております。

仕事へのこだわり

苦手なことや経験のないことにも積極的にチャレンジする事は心掛けています。
食わず嫌いはダメ。まずは食べてみる。それも全力で真剣に食べる。それでもダメなら諦めれば良いですが、その体験が経験として残ります。すると自分の引き出しが増え、自分の幅が広がります。
私自身も建築・派遣・運送と全く関連性のない異業種を経て今に至ります。これが面白いことに今のグループ内には全てメイン事業として存在しています。
人生の経験において無駄なことはひとつもなく、どう生かすかが勝負。これは事業においても同様で、入念に準備した中で様々な判断をし行動する。万が一失敗したとしても、なぜ上手くいかなかったのか冷静に分析・検証し引き出しに忍ばせておく。運営するうえでは思い通りにならない事、うまくいかない事の方が多いのが現実です。
そんな様々なイレギュラーも、後々無駄なことはなかったと胸を張って言えるように、全てを生かしきる気持ちで取り組んでいます。

若者へのメッセージ

現代の情報化社会では、スマートフォンの普及により、私たちが1日に受け取る情報量は江戸時代の1年分、平安時代の一生分とも言われています。そんな溢れる情報の中では、自分に本当に必要な正しい情報を選択するのは容易ではないかもしれません。だからこそ重要なのは、自分の足でさまざまな人に会い、自分の目で多くのものを見て、自分の中に生きた経験を残すことです。そうすることで、自分の意見を磨いていくことができるようになるのだと思います。自分で考えて判断する能力が必要なのです。
また、数多くの情報に容易にアクセスできるようになった事により、個人の可能性は無限に広がりました。努力をすればそれに見合う結果が出やすくなり、自分の輝けるフィールドを見つけて活躍できるよう、自分の可能性に挑戦してください。行動が答えとなります。
「自分自身を信じぬく力」これを武器に様々な事にチャレンジして欲しいですね。