株式会社 Owl Wing Record代表取締役

荒武 裕一朗

Yuichiro Aratake

初志貫徹

荒武 裕一朗

略歴

1974年宮崎市生まれ。
ビクター音楽コンクールで優秀賞受賞。学生時代に本田竹広氏のピアノに心酔し、福村博氏にジャズ理論を師事。単身NYで研鑽を積み、菊池雅章氏にレッスンを受ける。
これまでにリーダーアルバム7枚を発表。2008年唯一の日本人として欧州ツアーメンバーとして単身ヨーロッパへ招聘され、オランダ国内をはじめドイツ・ベルギーでのコンサートで好評を博する。音楽イベント「Music make us one !! 」主宰。
2012年歌手・米良美一と横須賀芸術劇場大ホールにて共演。
2013年1月東京・新国立劇場で芸術監督D.Bintley「ダイナミック・ダンス」音楽監修・共演。
2017年Trioとして15年ぶりとなる6枚目『Time For A Change』を本田珠也氏をドラムに迎えてピアノトリオを発表。
2019年には前作アンサーアルバム『Constant as the northern star』を発表した。

現在の仕事についた経緯

ジャズピアニストとして、日本ジャズ界で25年間、演奏・レコーディング・ツアーサポートとして活動してきました。40歳になったのを機に、日本ジャズ【和ジャズ】の新しい在り方を求めて、自身が代表取締役を務める「株式会社 Owl Wing Record」を設立する。

仕事へのこだわり

50年後の未来へ残す音楽を目指している。会社を起業し音楽に出来ることを模索していくことが、もう1つの大きな恩返しと考えるようになりました。

答えはいつもシンプルでありたい。
何か目標を持ってるって、人を輝かせてくれるんです。それがどんな小さなことでも。
ここで出会った皆さんと音楽を発信し続けていくこと。同じ時代を生きてきた証を残して行きたいと考えます。
まだ見ぬ世界へ向けて、一緒に光を発信し続けていくこと。応え続けていくことが、今の僕の使命なんだと考えています。

若者へのメッセージ

20年前と現在の音楽を取り巻く環境は大きく変わってきています。無料動画配信サイトや定額制音楽サイトが乱立する中、Owl wing Recordがどのような役割を果たせばいいのか、日々変化しているように感じています。
しかし、「音楽を創る」「音楽を発信する」という基本的な姿勢を貫きつつ、新たな「夢」に挑戦することは、変わることはありません。

人間の存在において必需品ではないが、本質的に必要な「価値」である音楽。そのような音楽を媒体として、優しさ・感謝・謙虚・奉仕といった「価値」に根ざした音楽を提案し、時代を超越した文化の本質性をニーズに合わせて応えていくこと。
夢を持って毎日を生きていってもらいたいです。