TAKAO会計事務所/TAKAOバックオフィスサービス株式会社 代表取締役社長

新井貴雄

Takao Arai

アウトソーシングは効率的にビジネスを成長させる「ツール」であり「ノウハウ」

新井貴雄

略歴

日本大学商学部卒業。
卒業後、大規模な会計事務所及びそのグループ会社でアウトソーシング業務に携わる。その間、大手企業を中心とするサービスに従事。
17年間の勤務を経て、2021年独立。中小企業へアウトソーシングを展開するサービス提供を開始。

現在の仕事についた経緯

私はアウトソーシングというものを中心に、会計税務サービスを提供をしてきましたが、クライアントの多くは、大企業やそのグループ会社となっておりました。

大企業では、効率よくビジネスを展開させていくためのリソースが充分であることが多いですが、さらに効率化・標準化への意識が高く、アウトソーシングを上手く活用して、ビジネスを効率的に成長させています。

法人の9割以上が中小企業という状況の中で感じたことは、「中小企業にアウトソーシングを導入することで効率的にビジネスを成長させるサポートができるのではないか」、「中小企業の多くはアウトソーシングという手段、認識を持ち合わせていないために、ビジネスを効率よく成長させるチャンスを失っているのではないか」ということです。

間接業務をアウトソーシングすることで、効率的にビジネスを成長させていくノウハウをより多くの中小企業に伝えていきたい、このように考えています。

仕事へのこだわり

私が勤めた会社では、仕事を始めたころから、常にスピードを意識することを強く言われてきました。スピード対応は、分かりやすく、それだけで付加価値となるサービスであること。
ただし、スピードだけでなく品質も追及することを求められ、スピード対応と品質を高めることを常に意識して、これまで経験を積んできました。

アウトソーシングは、効率的にビジネスを成長させていくツールでありノウハウです。

これは大企業だけのものではありません。現在はITツールやクラウドを使ったシステムなどが充実しており、低コストでこれらの利用が可能となりました。
設立後間もない企業であったとしてもこれらを利用して、効率良くビジネスを成長させることが不可欠となっています。

経営資源や人材に限りがある中小企業に質の高いアウトソーシングを導入し、本業の近い業務、コア業務に資源人材を集中させることで、日本全体の生産性向上へと繋げることができると信じています。

若者へのメッセージ

情報化社会が進む中で、多くの企業が時代とともに変化していくことが必要です。
これまでの価値観とは違った考え方を取り入れ、違ったやり方を試していくことが必要です。

中小企業は生産性に問題があると言われていますが、その多くは過去から続くこれまでのやり方、考え方に縛られたものに原因があると考えています。

これまでのやり方、考え方に固執することなく、変化を受け入れることが、これからの社会を生き抜くためのヒントになるのではないでしょうか。

企業にとっては、そのための手段の一つがアウトソーシングです。

質の高いアウトソーシングを導入することで、多くの中小企業のビジネスを効率的に成長させることができる、生産性向上へと繋げることができると信じています。