株式会社New Dimension代表取締役

天野幸雄

Yukio Amano

始めなければ始まらない

天野幸雄

略歴

浜松日体高等学校卒業。 新卒で車のメカニックとなりレース活動を行う。 建築業に就き施工管理、営業を経験。
環境改善製品の営業。 実弟の車部品の塗装製造会社にて品質管理、工程管理を経験。
現在は、ハピまる事業を立ち上げ、事業者と消費者とで築き上げるプラットフォームを構築している。

現在の仕事についた経緯

振り返ってみると私は若い頃から様々な企業のビジネスモデルに非常に興味を持っていました。
そして自分が社会に出て働く中で感じてきた様々な経験、不条理な出来事によって、その解決策を模索してきたような気がします。
その結果としてインターネット技術、通信技術の知識がリンクし現在のビジネスモデルを立ち上げることになりました。特に専門業界にいたわけではありませんでしたので考え付いたことを形にするまでには多くの方の知恵と協力をいただきました。
まだまだ、夢の途中ですが、日本文化の特徴を活かせば日本が元氣になり、世界に良い影響を与えることができると確信しています。

仕事へのこだわり

20代はまだまだ興味の対象が広くて、やりたいことは全部やってみました。
この商品は社会に役立つ!と思って排気ガスをクリーンにするエコ製品のセールスもやりましたし、建築業で現場監督もやりました。建築現場では施主、下請け、そして自分の会社も含めて皆が利益を享受できる答えを探すのが大変だし、面白かったです。
それぞれが譲れない損益点があったり、求める理想があったりします。相手にとってのメリットは何か、自分の立場でできることは何か。この経験から「3方よし・4方よし」の精神を学びました。
その後、弟が立ち上げた車のパーツ・部品の製造業で働いて経験したのは、品質管理をしながらコストダウンのために工程見直しをしたり、新製品の開発をしたりすることでした。
原油価格に連動して材料費が高騰し、価格は上げざるを得ない局面もありました。しかし取引先からは相次ぐコストダウンの要求がありました。結果、現場で手を動かし、汗を流している従業員の賃上げになかなかつながらない現実というジレンマに直面しました。
これでみんながWin-Winになるにはどうしたらよいのだろうかと考えましたね。コストダウンの要求は理解できるのですが、それがあまりに節操を欠くと、それは誰かを不幸にして得るメリットになるわけです。
日本の経済を支えてきた製造業がこうして追い詰められていく。大きな資本の大きな企業が作ったルールに個人や中小企業が、自由な発想や行動が制限されたり、参入障壁となっている現実ってたくさんあると思います。儲けるために誰かを泣かせてもよいのか?
利益追求だけが本当に企業や組織の成長戦略なのか?そんなことを私はずっと考えていました。

若者へのメッセージ

バブルが崩壊し、日本がデフレに突入して早30年。高度成長期というものを知らずに生まれ育った世代が今の日本を支えています。
そんな日本の若者に対して自信を失っている、と表現する方もいます。
もし、夢を諦めている人の数が大多数になっているとするなら、大多数の人が自信を失っているというのなら、その自信を取り戻すにはどうしたらよいのか?
それは、歴史を正しく理解して先人達がどのように今の日本を築いてくれたのか?どのように日本や家族を守ってくれたのか?ということを正しく知ることだと思います。
世界中の人々が我々の先人達に対して、その思いやり、貢献に感謝をしている事実を知るべきだと思います。
そうすると、感謝の念が自然と生まれ、日本人であることにプライドと誇りが持てると思います。
難しいことから始める必要はありません。
一人ひとりが自信を取り戻し、日本を元氣にしていくには、「知ること」から始めなければならないと考えます。
始めないと始まらない!という事実。
私も、まだまだチャレンジをしていきます。
一緒に日本を元氣にしましょう!