西上 悟代表取締役
株式会社エージーテック
Satoru Nishiue略歴
大阪府立花園高校卒。ガス器具メーカーに入社、組立工、営業、需給予測、部品調達、総務など10年間で経験。1989年に日本アシュトンテイトに転職、1991年買収によりボーランド株式会社に転籍。
1998年 同社 営業部長、2005年 株式会社エージーテックへ営業本部長として入社 2012年 同社取締役就任、2017年12月 代表取締役 CEO就任
1998年 同社 営業部長、2005年 株式会社エージーテックへ営業本部長として入社 2012年 同社取締役就任、2017年12月 代表取締役 CEO就任
現在の仕事についた経緯
家庭の事情から、高校を卒業して直ぐに株式会社陽栄製作所という大阪ガスの子会社であるガス器具メーカーに就職しました。
その会社で総務職になった時に当時仕事で利用していたdBASEというデータベースソフトウェアを販売していた日本アシュトンテイト社が、大阪営業所の開設メンバーを募集しており、それに応募して採用になったのがIT業界に入ったきっかけになりました。その後「Turbo C」や「Turbo Pascal」などのコンパイラを販売していたボーランド社に買収され、その際に上司になった部長が後にボーランド社の社長を経て、エージーテック社の社長になられました。数年後に、私をエージーテック社の営業本部長として誘っていただき、その後、引退される際に私にCEO職を引き継ぐことになったのが経緯となります。
その会社で総務職になった時に当時仕事で利用していたdBASEというデータベースソフトウェアを販売していた日本アシュトンテイト社が、大阪営業所の開設メンバーを募集しており、それに応募して採用になったのがIT業界に入ったきっかけになりました。その後「Turbo C」や「Turbo Pascal」などのコンパイラを販売していたボーランド社に買収され、その際に上司になった部長が後にボーランド社の社長を経て、エージーテック社の社長になられました。数年後に、私をエージーテック社の営業本部長として誘っていただき、その後、引退される際に私にCEO職を引き継ぐことになったのが経緯となります。
仕事へのこだわり
新入社員の頃は社会で働くことが初めてで、数年間は工場勤務しながらただ真面目に指示されたこと素直にこなすことに専念していました。
そのうち仕事の内容が製造現場から営業関連や総務関連などに変遷していく中で、必然的に同僚や先輩、お客様や社員の方などたくさんの方々とのコミュニケーションを取る機会や仕事が増えました。この期間にいかに上手く相手の同意を得て仕事を進めるか、味方になってくれるか、喜んでくれるかを戦略的に考え、仕事の仕方と進め方を工夫するようになりました。これは現在でも同じで、いかにイメージしたゴールに持って行くためには、何をしておかないといけないのか、今何をしないといけないのか、仲間やお客様にどうすれば合意を得られるのかを常に創意工夫しています。
良いアイデアがあってもその施策の実装はひとりではできないことが多いので、あきらめないで一緒に行動してもらえる仲間を大事にすることが当たり前になります。
結果的に座右の銘の通り、チームワークを重視することになっていると思います。
そのうち仕事の内容が製造現場から営業関連や総務関連などに変遷していく中で、必然的に同僚や先輩、お客様や社員の方などたくさんの方々とのコミュニケーションを取る機会や仕事が増えました。この期間にいかに上手く相手の同意を得て仕事を進めるか、味方になってくれるか、喜んでくれるかを戦略的に考え、仕事の仕方と進め方を工夫するようになりました。これは現在でも同じで、いかにイメージしたゴールに持って行くためには、何をしておかないといけないのか、今何をしないといけないのか、仲間やお客様にどうすれば合意を得られるのかを常に創意工夫しています。
良いアイデアがあってもその施策の実装はひとりではできないことが多いので、あきらめないで一緒に行動してもらえる仲間を大事にすることが当たり前になります。
結果的に座右の銘の通り、チームワークを重視することになっていると思います。
若者へのメッセージ
私の場合、自分は基本怠け者であることを自覚しております。
昔からすごく努力できる人を見ていて、それはその人の持って生まれたひとつの才能であると考えています。
でも世の中、努力しないといけないことだらけであり、人は競争の中で生かされています。
毎日をのほほんと過ごしていれば、日々努力されている方に敵うはずがありません。
私の場合、目的にストイックに行動する、努力することが基本苦手なのですが、ただ面白そうだと思えたことだけにのみ、少しだけ努力することができます。あきらめも悪くなり少し粘れるようになります。怠け者でも少し頑張ってみようと思う原動力は何かと考えた時に、自分がいかに楽しいかどうかだけのようです。その努力も大がかりなものではなく、毎日少しかかとをあげて背伸びするくらい程度の話です。でも、社会人になってから定年を向かえたり、寿命を全うするには、健康であれば40年や50年、それ以上の時間があります。これだけの期間があれば、少しずつでもかなりのことがやり遂げられるように思います。
努力をしないとと悩み考える前になにをすれば楽しいかというアプローチで考えた方がそれ自体が楽しいし、また積極的になれるのではないかと思います。
昔からすごく努力できる人を見ていて、それはその人の持って生まれたひとつの才能であると考えています。
でも世の中、努力しないといけないことだらけであり、人は競争の中で生かされています。
毎日をのほほんと過ごしていれば、日々努力されている方に敵うはずがありません。
私の場合、目的にストイックに行動する、努力することが基本苦手なのですが、ただ面白そうだと思えたことだけにのみ、少しだけ努力することができます。あきらめも悪くなり少し粘れるようになります。怠け者でも少し頑張ってみようと思う原動力は何かと考えた時に、自分がいかに楽しいかどうかだけのようです。その努力も大がかりなものではなく、毎日少しかかとをあげて背伸びするくらい程度の話です。でも、社会人になってから定年を向かえたり、寿命を全うするには、健康であれば40年や50年、それ以上の時間があります。これだけの期間があれば、少しずつでもかなりのことがやり遂げられるように思います。
努力をしないとと悩み考える前になにをすれば楽しいかというアプローチで考えた方がそれ自体が楽しいし、また積極的になれるのではないかと思います。