株式会社ペイフォワード 代表取締役

松宮充義

Mitsuyoshi Matsumiya

一寸光陰

松宮充義

略歴

サッカーではジュニア世代から選抜に選ばれ高校ではインターハイ・全国選手権に出場。 ​​
フットサル転向後ブラジルでプロフットサル大会に出場​、あばら骨が折れたまま準決勝・決勝共に出場し得点をあげ優勝。
帰国後その活躍が認められ日本初のプロチーム大洋薬品バンフで「日本初」のプロチームフットサル選手となる。​
26歳で日本代表に初選出。アジア選手権では宿敵イランに準決勝で破れたものの、予選から3得点を挙げ大会トップタイ。​国内では全日本選手権など、過去日本一に6度輝く。​
代理理事を務める「NPO法人クリアドールエスポルテス」ではフットサル・チアダンススクールを計8校経営、生徒数は200名を超え、トップチームも同時に運営する。
2015年、京都大学フットサル部監督就任。就任1年目にして社会人リーグ2部優勝・昇格。2年目には学生リーグ2部優勝1部昇格へ導いた。
2018年には「世界孤児の日」制定請願としてニューヨーク・国連で自身が着用していたユニホームやボールを寄付。​ ​
株式会社ペイフォワード代表取締役として傷害予防・高機能ソックス「クロスコレクトソックス」「Airweek Socks」を発案・販売。クラウドファンディングでは驚異の500%を超えた。 ​
所属していた全てのチームを短期間で結果に導いた経験を元に「法人向け」にフットサルやスポーツを取り入れたチームビルディングやモチベーションメンタル強化、健康経営も指導している。​

現在の仕事についた経緯

少年時代からサッカー、フットサル選手として35歳まで生きてきました。
長く現役選手としてやってこれた大きな理由の1つとして、沢山の方の「支え」をとても感じています。
引退した今、次は僕が選手としてプレーで魅せるのではなく、違う形で誰かを支えたい、という想いがあります。
スポーツを通して得てきた知識や経験をカタチにして伝えていく事が仕事になり、さらにそれが大きく社会の役に立てればという考えから健康やスポーツを通したモノ・コトを仕事にしたいと考えるようになりました。

仕事へのこだわり

どんな事をするにあたっても「プロ意識」というものを大事にしてきています。
神は細部に宿るではないですが、細かなところへの意識の差が勝敗を分けると信じてきています。
仕事という以上、誰かにお金をもらった時点で相手がその対価に納得が出来るものを提供する、もしくはする努力をする。そしてそれ以上の感動を与えられる存在がプロだと考えています。
仕事というのは生活の為、お金の為、競う為、色々カタチはある中で自分の為だけにやる仕事ではある一定のレベルまでいけば頭打ちなると考えていて、誰かの為や外向きな力に変えた時に初めて創意工夫や新たな発見が生まれ、質が継続性が高まると感じています。

若者へのメッセージ

僕もまだ38歳で若い人にメッセージを送れるほどのものではないですが、自分がプロスポーツ選手として言える事は、まずどんな競技・仕事でも「やりきる事」だと思います。
「やり切ったつもり」が一番危なく、その状態だと次にも向かえない。
結局次の現場でも「中途半端な自分」で終わってしまうからです。
どんな事でもしっかりやり切れば次のステージでも活躍できると思うし、他人の目を気にせず真剣になる事を恥ずかしいと思わないで下さい。物事に対して真剣に取り組む、誰かに語る、こういう事を子供の頃から笑ってしまったり小馬鹿にしてしまうのは日本人の悪いクセだと思っています。
島国に生まれたからこそある素晴らしい文化と、真似してはいけないモノの判断を、常に自分に問いかけながら生きて行って欲しいと思います。