株式会社ピーク代表取締役

柏山真紀

Maki Kashiyama

明日は明日の風が吹く

柏山真紀

略歴

北海道出身。北海道女子短期大学(現:北翔大学)服飾美術科卒業。新卒で北洋銀行本店に入社。その後モデルに転職。上京。イトーヨーカ堂のCM、さが美のショー、高島屋のカタログなどに出演。帯をリメイクしてハンドメイドでバックなどを製作。1999年株式会社ピーク設立。(株)サザビー「ノジェス」、(株)パル「ガリャルダガランテ」などで販売。その後アパレルメーカー数社にインポートのファッション雑貨卸を開始。オリジナルのハンドメイドアクセサリーを2万個販売。2018年ヤフーショップAnna(アナ)オープン。2020年アクセサリースクールAnna(アナ)をオンラインで開校。

現在の仕事についた経緯

ハンドメイドでバックなどの製作をしている時に、アパレルメーカーからオリジナルバックの製作依頼があり、その後自ら数社に卸すようになりました。ベルトやストールやアクセサリーなども取り扱うようになり、ストールなどは、ヨーロッパから輸入しています。
アクセサリーだけはお客様に合うものがなく、自ら企画、生産しました。その経験や、ワークショップでお客様がアクセサリー製作に喜び、完成に満足する顔に胸を打たれて、アクセサリースクールを開校しました。生徒には製作、創造する事で達成感や心が豊かに、そして実益でも豊かになって頂きたいと思い、弊社取引先やヤフーショップやポップアップショップでも販売していただく予定です。

仕事へのこだわり

自分を見込んで採用してくれた会社や、仕事を依頼してくれるクライアントの方々にはとてもありがたく、感謝の思いでいっぱいです。今ある仕事や与えられた仕事をするのは当たり前。そこから自分は何ができるのか?何を貢献できるのか?より良くするにはどうしたらいいのか?自分が考えて出来ることの全てをやって、始めて仕事だと思っています。わからないところは教えて頂き、スキルを上げて改善し、全力を尽くすことが大切です。

銀行時代には事務職でしたが、会社(銀行)に貢献できる、やってみたいと思ったことはとりあえずやってみるようにしていて、新規の口座をとったりしました。営業とは人の為に役立つ事なのか、など経験から学ぶ事が多かったです。マニュアルにはない、関わりのある各部署の伝票確認もして全体の業務の進行を早めたりしていました。

モデル時代では身長が足りない、雰囲気に合わない、年齢の制限があるなど、自分の努力だけではどうにもならない部分も多かったので、やれることの全てをやる。時々立ち留まって、やれることの全てをやっているか、これで後悔はないかを確認していました。事務所に所属していても一事業主ですから待っていてはいけないんです。自分から積極的にコミュニケーションをとって前を向いて進んでいました。

アパレルメーカーとの取引では、お互いの時間と手間をかけないやり取りやスピード。わからない事やできない事は曖昧にせずに、誠実に対応する。自分の感情は横に置いて、プラスになる、利益の上がる仕事をする。できない理由を探すのではなく、どうやったらできるのかを探して行動する。
たまには昔を思い出して、今ある所に感謝する、今まで関わって頂いた方々にも感謝することを大切にしています。

若者へのメッセージ

世界に一人しかいない貴重な存在のあなたへ。
あなたは素晴らしいオリジナルの存在です。ご自分の持っている力の全てを出して下さい。全てを出し切ったら、知りたい事や興味のある事を吸収して下さい。それを繰り返して、どんどん進化して下さい。やりたい事や楽しい事に向かってどんどん進んでいって下さい。なりたい自分や、夢や希望を紙に書いて毎日発して下さい。そして画像を紙に貼って毎日見て下さい。
そして30年後、10年後、5年後、3年後を思い描いて、1年後、半年後、3か月後、今月、今週、今日に掘り下げて、まず小さな事から達成してみて下さい。
私は20歳くらいから実践していて、とても多くの事を叶えることができています。

今あるものにも感謝して、あなたの人生を生きて下さい。
すぐにできなかったとしても、違うタイミングで叶う時もありますし、そもそも必要がなかったことなのかもしれません。時々見直して修正もしてみて下さい。一番身近で自分を励まし、味方し応援してくれるのは自分です。疲れた時は休んでもいいんです。少しでも進んだり、進みたい方向に向かっているならば、どうぞご自分を褒めてあげて下さい。きっと幸せで満足のいく人生が送れると思いますよ。