aiR合同会社 代表社員兼CEO

佐藤彰真

Shoma Sato

至誠天に通ず

佐藤彰真

略歴

愛知県名古屋市出身。
大学進学を機に上京。
学生期間に学生団体の創設、CUEBiCで人事、TECH・CAMPでメンター、heyでセールスのインターンを経て大学4年次に起業。

現在の仕事についた経緯

元々は起業するつもりはなく、IT系メガベンチャーへの就職を予定していました。
就職活動中に、コロナ禍によるパンデミックの影響で世界中が不安と憂いに包まれ大混乱になりました。SNSで画面越しに苦痛の中にいる方々を毎日眺めていました。次第に何もできない自分が不甲斐なく思うようになりました。
「次同じ問題が発生した時、社会の負の課題を第一線で率先して解決できる人になりたい。」と強く思い、試練を多く経験し自身を練達できる道に行こうと決心し、自ら起業するキャリアを選択しました。

仕事へのこだわり

お仕事をさせて頂く中で、僕が大事にしていることは3つあります。
1つ目は、「誠実であること」です。誠実とは即ち約束を守ることだと思います。
たとえ小さなお仕事であっても、クライアントとの約束、社内メンバーとの約束、そして自分との約束を守ることを大事にしています。仕事規模の大小に関わらず徹底して脳力を振り絞った結果、先方の期待値を超えられた時がとても楽しいです。笑
2つ目は、「真実であること」です。
公私共に、いつ誰に何を見られてもいいように心がけています。インターネットの発展と発達により、企業内の不透明な箇所だけでなく、個人のプライバシーまでいとも簡単に世に明らかになる時代になりました。今はまだまだですが、今後どれだけ成功しようとも勤勉であり倹約であり、そして人として正しく生きることを常に心がけていたいと思います。
そして最後に「情熱を持ち続けること」です。
情熱を持ち続けることは即ち目的を忘れないことだと思います。事業を起こした目的は当然のこと、人生の目的を始めとした哲学的な問いに対する自分の答えも忘れないように心がけています。目的を忘れないことで、目的地に向かうまでの道中で経験する辛苦に意義を見出すことができ、困難な機会により一層力が湧いてきます。
たとえ事業を通して世を治めようとも、自分自身を治められなければきっとそこには甲斐がないと思います。実業という手段を通して自己の内側に目を向け、自己研鑽に励みたいと思います。

若者へのメッセージ

僕のような未熟者が伝えるのも恐縮ですが、、、
主に学生へのアドバイスになります。「学生期間をどのように過ごしましたか?」「何かやっておくといいことはありますか?」といった質問をよく受けます。僕は、学生期間に哲学や宗教といった歴史全般を幅広く学ぶことをオススメします。
歴史は、「〜をすれば、〜になる」といった形で我々に生活の知恵を授けて下さる、いわば人生の攻略本だと思います。
流動性が高く様々な情報が複雑に絡み込む当世を生きる中で、自分軸の重要性は年々増してきています。先人が残して下さった貴重で膨大な歴史という名の不変のデータから、普遍の真理を見つけ自分軸に取り入れてみて下さい。次第に物事の本質を突く達観した眼を持つようになり、着実に積み重ねた知恵と聡明が皆さんを今まで見ていた世界と全く異なる世界へと誘ってくれるでしょう。普遍の真理と希望を人生の帆に据えて、最高の学生期間を過ごせるよう願っています。