新卒で某地方銀行に入行。広告宣伝担当。その後、結婚を機に退行。専業主婦を経て、物足りなさを感じ派遣として社会復帰。その後イメージコンサルタントとして独立開業。ファションショー主宰を機に、株式会社View of the World を設立し、代表取締役就任。

とある大手企業で広報担当として、やり甲斐のある業務を任されていましたが、会社の方針により派遣切りに遭い深く落ち込みました。正社員と派遣の待遇の違いを目の当たりにし、社会の構図に深く傷つきました。
しかし、その時に経験した痛みが後の原動力となりました。落胆するも、その後、素晴らしい会社への派遣業務に就くことができ、責任を持ちながらも楽しくSクワを体験しました。そういった中で、雇われに対する安定よりも、「人生このままで良いのか」と自問自答が湧き出て、自分に何ができるのか、もっと「自分」を挑戦してみたいという気持ちに駆られ、新たなステージへの挑戦としてSクワを卒業しました。
そして、イメージコンサルタントとして活動開始し、自分のビジョンを叶えるために法人化して、夢に向かい活動中です。

時代という言い訳をしてしまいますが、若いころは正直仕事に対する情熱などなかったと思います。ただそこで学んだ事は多大で、大手金融機関での組織の中での人間関係と、自分に与えられたポジションを如何に全うするかの学びは、私の「今」に良い影響を与えました。おかげさまで役員クラスの方々に仕事以外での遊びも教えていただき、それは今の私の接待力の強みにもなっています。
その後の派遣の仕事で必要だったものはコミュニケーション能力でした。如何に周りの方と調和し良い関係性を築きあげれるのかが、業務に絶対的影響を及ぼす事を自然に察知しておりました。そこに欠かせないものは「感謝と尊敬」です。相手に感謝し敬い、「ありがとう」をどれだけ伝えるかを大切に過ごしておりました。
そしてとても大切にしていたものが「チームワーク」です。当時の派遣の仕事は営業サポートでした。如何に営業のサポートを「痒いとこまで手が届く」程の気配りができるか、プラス、チームのお母さん的ポジションを取り公平に調和できるか、でした。これまでの組織の中での生き方、それもすべて大手企業の組織の中で経験してきた事は、今の私のコミュニケーション能力と事務能力に繋がっています。
組織の中で自分に与えられた業務だけでなく、それ以上の貢献をしたいという欲求は時にはエゴとなってしまいます。特に「責任」というものの定義については、そう簡単に語れるものではないかと思います。
現在は自分が組織を束ねる身です。これまで経験してきた事を活かして、組織創りやマネジメントに挑戦して行ける事にワクワクと身が引き締まる感覚でおります。だからこそ私は関わる人一人一人を大切にし、役立つ存在でありたいと思います。