有限会社ヴィテス CVC 代表

安達駿介

Shunsuke Adachi

完璧を求めるよりまず終わらせろ

安達駿介

略歴

16歳の頃、高校に通いながらヘアサロンで美容師の仕事を始める。ヘアラルト阪神理容美容専門学校卒業後、ヘアサロンに就職。過去最短6か月でのデビュー後、1年半でチーフに昇格。店長業務を経験しながら、お客様の笑顔を増やすため、サロンワークに勤しむ。元々肌が弱く、手の湿疹、全身に表れる症状に悩まされ、現場に立つことが難しいほどに。その後、サロン経営にシフトすることを決め、経営者へシフト。
経営の傍ら、自身の趣味である車やオートバイを紹介するブログを立ち上げ、オンラインサイト上での売り上げは100万円を突破。店舗経営とオンライン事業経営の面白さに気づき、現在では、美容サロン4店舗、オンラインスクール、オンラインメディアの運営、自動車整備事業の経営を行う。自身の過去の経営経験や、独自の視点から編み出した集客の自動化の仕組みを、日本全国の事業者の方に届け、参加者の中には店舗経営者だけでなく広告代理店やガイアの夜明けに出演した著名人、芸能人御用達サロンの経営者もいる。自身の過去の経験をもとに配信しているLINE、メールの読者は1万社を超え、今なお増え続けている。経営する会社ではコロナ禍にも関わらずスタッフの月給が100万円を超え、人口4万人の田舎町で特異な存在に。現在はオンラインスクールCVCを軸に、日本全国の事業者の方に、マーケティング・ブランディングを中心としたスキルアップの場を提供している。

現在の仕事についた経緯

現在、店舗経営とオンラインスクールの運営を軸に、何足ものわらじを履いていますが、特に今取り組んでいるのはオンラインスクールです。元々、お店で取り組んでいた独自の集客方法を、「教えてほしい」と頼まれたことがきっかけでした。

整体院さんだったのですが、私の仕組みをお伝えしたところ、
「ドンピシャなお客さんばっかりが来る!」
と言っていただいたり、飲食店さんにも同様に私の知識をお伝えし、
「お客様がすごく来る!PRって本当に大事だね~」と言っていただけたことが始まりでした。

オーナーさんたちの、お客様に来てもらえて嬉しそうな顔を見ると、お店に立ってお客様を施術している時と同じように、すごく嬉しかったことを今でも覚えています。

仕事へのこだわり

昔からとにかく、“自分でやってみる”という事が好きでした。小学生の頃、ショベルカーの運転を教えてもらったりしていたので、未知の事にチャレンジするのが好きだったのかもしれません。なので、分からないことは誰かに丸投げするのではなく、まずは自分も体験し、把握してから次に、というスタイルで続けてきました。
それもあってか、フェイスブック社のマーケティングエキスパートからも、「安達さんにはこれ以上お伝えできることがありません。」と言っていただけたり、グーグル社の広告担当の方からも、「安達さんのモデルケースをシェアしたいくらいです。」と言っていただく事もありました。
自分の頭で思いついたアイデアを、実現させることが好きなんだと思います。そういえば小学生の頃、先生に「歩く好奇心」というあだ名をつけられたことがあります。今もきっと「歩く好奇心」のままだと思います。

事業経営をしてきて大切にしてきたのは、「とにかく見つけてもらう事」です。どれだけいい腕の職人でも、知ってもらわなければ意味がありませんし、知ってもらっていないことで撤退、廃業しないといけなくなる危険性も生まれるからです。なので、私のオンラインスクール、CVCに来る経営者の方々にも、とにかく見つけてもらうことに全力を注いでいただくようにしています。
戦略とか、戦術とかはその先です。店舗経営でも、オンライン事業でも億を超すことが出来ましたが、「人に見つけてもらう事」を徹底した結果だと思っています。

わたしのこだわりは、好奇心を持って取り組む。アイデアをすべて試してみる。人に見つけてもらう事を徹底する。この3つでしょうか。起業してから特に、仕事はとにかく楽しく、雰囲気よく取り組むのもポイントかなと思っています。

若者へのメッセージ

ありきたりな言葉ですが、人生は1回きりです。自分が試したいと思うアイデアはすべて試してみて、その中で「もっとやりたい。もっと突き詰めたい」と思う事をまず見つけるといいと思います。
人生は選択の連続ですが、「やりたくない仕事をしている」のも、「社会の歯車のような気がする」のも、全て自分が選択して来た結果です。1度きりの人生で、自分がやりたいと思ったことを、一生懸命にできるのが幸せなんじゃないかなと思っています。
私には娘たちがいますが、娘たちにも、後悔のない人生を歩んでほしいと常々思っています。
自分で自分の人生を創るために、学校で習う事以外にも、たくさん体験し、たくさんの「リアル」に触れ合うといいです。リアルなお店、リアルな接客、リアルな経営、リアルなマネジメント、リアルなプロデュース、リアルなお金の動き。学校では教えてくれない、自分の人生を楽しくする体験に、たくさん投資してください。
その中で面白いと思う事を、突き詰めればいいんです。
学ぶのに遅すぎることはないです。自分が本当に楽しい、ワクワクすることで、分からないことがあれば調べればいいんです。勝手に調べてしまうくらい熱狂することに自分の時間を使ってくださいね。