株式会社ミライフ 代表取締役

金子剛彦

Takehiko Kaneko

人生は自己実現の物語

金子剛彦

略歴

工業高校を卒業後、地元の企業に入社。親の病気をきっかけに健康の在り方を考えて、フィットネス業界に身を置くことを決意する。ジムインストラクターからフリーランスのインストラクター、パーソナルトレーナーで得た知識と経験を活かし、より多くの人を健康にしたいと思い、総合型のフィットネスクラブに入社。
競合の出店で会員数が激減したクラブを半年で立て直す。2019年に大手企業の新事業として少人数限定スクール制のジムをオープン。2021年に独立して事業承継し、今に至る。

現在の仕事についた経緯

新型コロナの流行は多くの人に様々な影響を与えました。そのインパクトは大きく、健康二次被害を引き起こしました。フィットネスは不要不急ではなく、僕たちにとって必要不可欠であると強く信じています。また、フィットネスは一人一人と向き合うことができます。地域の人々に本当の意味で健康になって欲しいと思っています。
コロナ時代はオンラインでの繋がりを作り出した一方で、取り残されたり、上手く繋がりをつくれず孤独になる人も増えました。著シェリー・タークルの「つながっているのに孤独」でもコミュニケーションについて書かれています。今の時代だからこそ、温もりを感じることができる、リアルの場を提供したい、そして人間対人間という関係をつくっていきたいと考えています。

仕事へのこだわり

【少人数限定のジム】
お客さまの健康に対して責任を果たしたいと思っています。お客さまに「いつまでも健康で豊かな人生を送ってもらう」ためには、トレーナーがお客さまに寄り添い、末永いお付き合いをしなければ、実現できません。
最新のマシンや流行りのエクササイズは、エンタテイメントとしては良いと思います。でも、それがお客さまの健康にとって本当に必要不可欠なのかと言えば、そうではありません。健康にとって大切なのは「運動・栄養・休養」を軸にした健康的な日常の習慣を持つことです。
僕たちはそのような「正しいこと」を伝えて、お客さまの健康をサポートし、それを人間的なお付き合いの中で続けていきたいと考えています。その想いによってこの健康習慣ジムを創るに至りました。

若者へのメッセージ

【未来はより明るく輝く】
コロナ時代に起業した僕は、毎日見ていた景色が変わりました。「経営は孤独を感じる」と言われることもありますが、僕は孤独ではありません。それは家族やお客さま、共に学び支え合う仲間がいてくれるからです。だからというわけではありませんが、僕の目が届く人たちにを幸せにしたいと強く想っています。そのためのにも、学び、行動することで個人が活躍できる場所を創造することが大切だと考えています。
コロナ時代の今が底辺です。だからこそ、「これから大きなチャンスが訪れる」と考えることができます。ジャンプすることをイメージするとわかりやすいと思いますが、高く飛ぼうと思ったら、一度、大きくしゃがみ込んでから飛び上がります。大きく沈み込んでいる今が、一番飛躍できる時です。
このチャットを「活かせるか、活かせないか」は皆さん次第です。アジア立命館太平洋大学学長の出口治明さんが話されているように、本を読んで、人と語らい、旅(経験)をして、それを継続しましょう!
そして、失敗を恐れないでチャレンジしてください。失敗をして学んだ分だけ成功に近付きます。自分の可能性を信じて、明るい未来に向かっていきましょう。