大学を出てからは銀行勤務を経てコンサルティングの世界に入り、以来ずっとこの仕事に携わってきました。Ｊパートナーは各分野の専門家と提携して設立した会社です。お客様の悩みによりよい形でお応えしたいとの想いから、45歳のときに立ち上げました。
現在は相続・事業継承のコンサルティングを主に行っていますが、過去には税務や経営、財産管理など幅広い分野でのコンサルティングを経験しました。
コンサルティングは人の相談にのって悩みを解決することが仕事ですが、これは私にとって天職だと思っています。これからも日々お客様から学ばせて頂きながら、謙虚な姿勢で精進して参りたいと思います。

最も重要なのは、お客様の悩みを引き出すことです。基本的に聞き上手でないとコンサルティングは務まりませんし、解決法をすぐに言ってしまうような人でも成果は出せません。
なぜならお客様に気付きがないと自分で行動しないからです。

おおまかな流れをお話すると、まずはお客様の現状確認をして、課題を抽出することです。
課題を引き出すためには、未来のことを聞くこと。
そうすると、現状と未来とのギャップが見えて「今のままではいけない！」と自然に課題が抽出されます。
ご本人に気づきがあれば具体的な行動にも繋がりますから、成果も出る。
このように、お客様の悩みをいかに引き出せるかがコンサルタントの腕の見せ所だと思います。

私も65歳になり、事業継承の準備に入っています。ただもう少し、コンサルティングの仕事も掘り下げたいですね。新しい事業として、中小企業に向けたITコンサルティングも検討しています。