ウェブスターマーケティング株式会社 代表取締役

吉岡 政人

Masato Yoshioka

意志あるところに道がある

吉岡 政人

現在の仕事についた経緯

小5のときに家族旅行で初めて乗せてもらった飛行機の感動が忘れられず、当時はパイロットになることを夢見ていました。そこから徐々に自分自身の価値観が変容するにつれ、貧困状態からの脱出、社会に与えるプラスの影響などの観点から、経営にも興味を持ち始めました。
特に昭和の経営者の伝記や書籍を数多く読む中で、漠然と「自分もいつか人を幸せにして社会の発展に貢献できる、理想の会社を作りたい」と夢を描く一方、航空業界への想いも捨て難いという状況の中、できる範囲でそれらを両立していこうと考えていました。
その後大学在学中に、当時はまだまだ企業からも注目されていなかったSEOやアフィリエイトを含むWebマーケティングというものの存在を知り、「これなら自分の力でも道が開けるのではないか」と考え、1人でWebメディア事業をスタート。
個人事業主としてしばらく運営を続けた後、事業の拡大に伴い、2011年10月に法人化した次第です。
飛行機の方は会社を立ち上げた後に、アメリカ、日本にて操縦の基礎訓練を終了しました。一時期はエアラインへの就職も検討しましたが、現在は経営者として「Webマーケティング」という領域から最終的に航空業界に携われるような仕事ができたらという新たな夢を持って日々取り組んでいます。

仕事へのこだわりと目標

私が昭和の経営者に憧れた理由は、彼らに共通する「いいものを作って人に豊かさをもたらし、幸せにする」という仕事観に強く共感したからです。
ウェブマーケティングの業界では、詐欺まがいの広告や、強い訴求でやや強引に商品を売るといったイメージもありますが、私の考えるマーケティングの根本は常に「ユーザーさんが真に必要としている情報は何か」を徹底的にリサーチし考え抜いた上で、「期待を超える価値を提供する」ということに重点を置いています。

事業の方はある程度順調に推移していましたが、コロナ禍に入りリモートワークの半強制的な浸透や出社制限、オフでのコミニュケーションの激減という事態に直面。結果として社内文化が崩壊し、離職が相次ぐなどかなりネガティブな状況も経験しました。

しかしこの経験があったことで、「何のために自分は経営者になったのか」、という根本的な問に対して向き合う時間が増えました。またどのような状況下にあっても会社を伸ばしていける、強い組織やそれを支える仕組みを作ることの重要性にも改めて気付くことができました。コロナも明けようとしている今日。デジタルな仕事であるからこそアナログな直接コミニュケーションを重要視し、それによりご縁のある方との信頼関係を築き上げながら、未来のある社会を作っていく一躍を担えたらという思いで仕事をさせて頂いております!

若者へのメッセージ

人生はさまざまな選択肢の連続です。
よく「迷ったときはしんどい道を選んだ方がいい」と耳にしますよね。けれど、しんどいかどうかはその人の感じ方の問題です。外野から見ると凄まじい努力をしているように見えても、本人は楽しく熱中して取り組んでいるだけのようなこともあります。そして熱中できることは大抵自分が得意なことだったり、真にやりたいことだったりすることが多い気がします。なので決断をする際には、自分から見てワクワクして楽しそうな道や本当にやりたいと思うことに近付けるかという基準で選んでも良いと思います。またそのような大きな選択を決断する際は、見栄やプライド、他人からの見え方、世間体のような周辺の雑音にかき消されることの無いように、自身の心にしっかりと耳を傾け、本心が選びたがっていることを拾ってあげることが大切だと思います。
1度きりの人生なので、ぜひ後悔のない選択、自分で納得できる選択をし続けて頂きたいです。