株式会社KIT-M 代表取締役

吉森 裕優樹

Hiroyuki Yoshimori

人事を尽くして天命を待つ

吉森 裕優樹

略歴

佐賀大学文化教育学部卒業後、佐賀県内の教育施設で勤務。その後、自治体職員として地方公務員を3年経験し、民間のIT企業へ転職。新部門を立ち上げ、部長職として6年間勤務し、独立して株式会社KIT-Mを設立。

現在の仕事についた経緯

学生時代は教員を目指して教員免許を取得しました。
試験に通らず佐賀県内の教育施設で臨時職員として勤務する傍ら、教員を目指し勉強していました。しかし、3年連続で試験に落ちてしまったことで、焦燥感に駆られ、滑り止めとして受けた公務員試験に受かり、自治体職員として公務員になることを決意しました。これが現在の職に至る一番大きな転機でした。

自治体職員としての奉職期間は3年間と短いものでしたが、濃い3年間でした。
入庁当初は、教育関係の知識があるからか、教育課に配属されました。教育課には課長とその上に教育長という上司がいたのですが、教育長が良くも悪くも大変厳しい方で、今の自身の仕事の仕方に大きく影響を受けるほど、ご指導くださいました。1年半を教育課で過ごす中、「ふるさと納税」の担当課が忙しくなり、目をかけてくださっていた担当課の先輩から、トップへの推薦もあり、年度途中での異動でふるさと納税の担当課へ配属。翌年にはその先輩から業務を引き継ぎ、ふるさと納税の担当になりました。
当時の自治体の中では、先輩が残してくださったレガシーもあり全国で2番目に寄附が集まるまちへとなりましたが、議員さんとの考え方の乖離を感じ、転職を決意。

ふるさと納税という制度の面白さ、小さなまちにもたくさんの魅力があり全国の方もそれに触れて喜んでくれる充実感。また、その魅力発信で一次産品などを含めモノづくりや販売をされる方の活力が増していく姿を目の当たりにし、この制度にもっと携わりたい、まだ見ぬ地方の方々で、同じように力を出し切れず、燻ぶったり悩んだりしている方に、制度を通じた手助けができるのではないか。
そんな思いから、ふるさと納税のシステムを提供している民間企業へ、ふるさと納税の実務代行の新部門立ち上げを基に部長職として入社。6年間を部長職として勤務し、企業も大きく成長しました。
しかし、私自身の大きな「しくじり」もあり、また本当に公務員を辞める時にやりたかったことができているかという悩みもありました。この時期に母が大病を患い、余命幾ばくかという中で、「やりたいようにやりなさい。一回しか人生はないんだから、あなたは悔いなく進みなさい」という、自分が辛く、苦しい中にも私のことを考え背中押してくれる言葉に動かされ、退職を決意。

2020年に株式会社KIT-Mを設立し、地方で頑張る人たちが、我々が関わることのできる人たちが「きっと笑む」ことができるようにというクレドのもと、ふるさと納税制度の業務代行を始めとした、地方に微力ながら貢献できるよう業務を行っています。

仕事へのこだわり

失敗をしないように下調べを行ったり、経験者に話を聞いたり、事前に学習したりすることは大前提のもと、失敗を恐れずにチャレンジしてきました。やってみないと分からないこと、やったからこそ吸収できることの多さを知った時、まずはチャレンジするということの大切さを痛感しました。
できるできないではなく、必死にやってみて、それでも出来なかった時には周りの人がその姿を見てくれているので、自然と、アドバイスしてくれる人や手伝ってくれる人が集まってくれることに気付きました。そのため、できるだけ色々なことにチャレンジするように心がけています。
今は昔と比べ、少し保守的にチャレンジする機会が減ってしまったなと感じているので、これからもチャレンジする気持ちを忘れないように心がけていきたいです。

若者へのメッセージ

頑張っているというアピールをする必要はありませんが、自分の能力を80%以上のパフォーマンスで発揮できるよう頑張っていると、自然と周りの人が認めてくれて、色々頼り・頼られる関係が作れると思います。
やらない後悔よりも、やってから反省をする方が、自分のスキルアップに繋がると思うので、色々なことにチャレンジしてみてください。ただし、0知識でチャレンジすることはチャレンジとは呼べませんので、下調べはある程度してくださいね!