学生起業家

山村一颯

Issa Yamamura

今日が人生で一番若い日。

山村一颯

略歴

岐阜県飛騨市生まれ。農家の長男として、武道と共に成長。
高校では、文部科学大臣賞を受賞したYCKプロジェクトの企画・設計に携わり、「地方創生」に関心を持ち始める。また、学校での教育とは違った「自分たちで学びをつくり出す」ことに刺激を受け、学歴社会に疑問を持ち始める。
その後、国立大学からの推薦を断り、上京。大学では、学生団体の代表として活動。
また、学外では起業家との交流を通し、経営や事業づくりのノウハウを学び、21歳でSNS支援事業を立ち上げる。
現在は、地元の事業者と世界の人との「一期一会の出会いを生み出す」というビジョンのもと、事業のテスト展開を行っている。

現在の仕事についた経緯

きっかけは、大学の学園祭における地方の物産品販売になります。そこで、地方の可能性や魅力の価値に気づくとともに、その価値は「域内だけ」にとどまり、その多くが地域外には伝わっていないことを知りました。
その原因は、地方の発信する機会が少ないことや発信ができる人材が少ないことによる、地方の「発信力」の弱さだと考えました。しかし、現在では、YouTuberやインスタグラマーなどのように「SNS」を使い個人でも多くのファンをつくることができる時代です。
そこで、「地方のおばあちゃんのお店」でも「SNS」で「世界中の人たち」と出会えたら面白いだろうなと感じました。そんな思いを「一期一会」というビジョンに込め、今も活動を続けています。

仕事へのこだわり

僕は、いつも3つのことを考えるようにしています。

1つ目は、Need。
「社会が自分に求めていることはなにか?」です。
この質問は、自分の存在意義や“社会から求められている”と感じることにつながります。
僕にとっては、国が推進している「地方創生」であり、「地方で活躍できる若い人材」というのが1つの答えになります。

2つ目は、Want。
「自分がやりたいことはなにか?」です。
これは、自分が生きるための目的になります。
僕にとっては、「サンタクロースになること」です。
子どもたちの希望であり、大人たちの支えとなれる存在になりたいと思っています。

3つ目は、Can。
「自分ができることはなにか?」です。
これは、自分が生きるための手段になります。
僕にとっては、起業が1つの答えです。

これらの3つの共通するものを見つけることで、「社会に求められていること」を、「自分の人生の目的」とつなげて、「自分の才能」を活かしながら社会で活躍すること(生き方・仕事)ができると考えています。
これが僕にとっての仕事へのこだわりになります。

若者へのメッセージ

僕も若者なので偉そうなことは言えませんが、過去の自分に向けてメッセージを送るつもりで話したいと思います。これが、皆さんの参考になれば幸いです。

「人生は自分のものだ。」
そう思って、誰になんと言われても、自分を信じてその道を突き進んでみてほしいと思います。
人生は思っている以上に短いものです。
だから、その限られた時間の中で「やってみたい」と思ったことにどんどん挑戦してみてほしいです。
挑戦しようと思ったら、今しかないと思います。なぜなら、今日が「人生で一番若い日」ですから。

僕も一緒に挑戦を続けます。応援しています。