彩朝スタイル(アート・スタイル) 代表

八木彩羽

Sawa Yagi

創意工夫で人が訪れたくなる空間を作る

八木彩羽

略歴

高校卒業後、名古屋スバル自動車株式会社に事務職として勤務。
離婚後シングルマザーとなった為、デザイン専門学校に通い、イベント看板製作・塗装会社のデザイン製作部に勤務。
その後、2002年4月 YAGI STUDIO(看板業)として独立。
2012年、事務所移転を機に看板に加えリノベーション業務も行う、彩朝スタイルとして社名変更。

現在の仕事についた経緯

学生時代・就職時代(事務職)も父親と現場仕事を手伝いながら、看板に携わってきました。
ナガシマスパーランドのアトラクションに父と絵描職人と一緒に手書きの絵を描いた仕事が楽しくて、この仕事に就きたいと思いました。
男仕事のため、両親の反対を受けるも、反対を押し切っての独立でした。
女性では珍しいこの業界の中で、企画・デザイン・製作・施工を一貫して行っています。
今では増えてきた現場女子の走りかもしれません。

仕事へのこだわり

起業する・看板を変えるという時は、経営者さんの人生の岐路に立つ時だと思います。
経営者さんが今、本当に望む事、どんな経営がしていきたいのかをゆっくり伺って想いを共有していきます。
その想いを伺って、クライアント様の望むお客様へとアピールし、繁盛のお手伝いをするのが私の役目です。
経営者様の心を整える。そこからコンセプトを決めてデザインする。
人生の岐路に一緒に携わらせて頂けることは、プレッシャーもかかりますが、それよりも新しい門出を手掛けさせて頂ける喜びが大きいです。
業界では珍しい女性の看板屋が現場目線で提案する会社・店舗づくり。
優しいデザインで愛されるお店を作っていきます。
今後は、空き家・空き施設を利用して、創意工夫をした店舗・会社を作って起業家の応援をしていきます。

若者へのメッセージ

人はそれぞれ、神様からプレゼントをもらって生まれてきています。
どんな人も、得意分野があります。
その得意なことを活かしながら、色んな事に挑戦してほしいと思っています。

よく「楽しむ」という言葉が使われていますが、私は単に楽しい事だけするんじゃなくて、楽しくないことも楽しめる事だと思います。
そして、一生懸命取り組んだ先に、本当の意味での「楽しい」がやってくるんじゃないかと思います。

あとは、漠然となんとかなるって信じて生きることかな(笑)