一般社団法人メディカルマインドサポート協会代表理事

渡辺優子

Yuko Watanabe

いつだって誰だって奇跡を起こしていい

渡辺優子

略歴

1999年看護師免許取得。産婦人科をはじめ、多数の診療科を看護師として13年経験。2010年の次女の出産と東日本大震災をきっかけに産前産後のママのサポートがしたいと自宅サロンから起業。2017年法人化し、妊活カウンセラーとしての著書「72時間!みんな変われる魔法の妊活(パブラボ社)」は、妊活を方法論ではなく心の面から捉え、不妊の原因を多方面から紐解き現在114名の妊娠報告を頂く。

現在の仕事についた経緯

中学生から肩こり、生理痛など体の不調に苦しみ、次女の出産をきっかけに体の不調が悪化し、産後に受けたハワイアンマッサージに感銘を受けリラクゼーションの世界に入る。自身が第1子を重症仮死で出産した経験や、フラッシュバックするお産の恐怖などを産婦人科勤務経験も含めて沢山の苦しむママを救いたいと産前産後のママをサポートする目的で自宅サロンをスタート。2ヶ月待ちのサロンになるだけでなく、重症事例などを学ぶメディカルマタニティセラピスト講座®︎も開講し、全国に100名以上の卒業生を輩出。2013年当時6人に1人が不妊に悩む時代と言われるようになり、妊活カウンセラーとしても活動し現在に至る。

仕事へのこだわり

セラピストとして起業した当時、あまりにも解剖生理学への知識がない人が沢山いることに驚いたのと同時に、しっかりとクライアントの基礎疾患、そして現在の体の不調、内服薬などその方の全体像を捉え大学病院勤務で培った看護の基礎を大切に、クライアントをダイヤモンドのように丁寧に扱うことを意識してきました。そして、マタニティセラピスト講座やセラピスト育成では、基礎疾患から現在不調を起こしている原因などを、その方の家族関係、育ってきた環境などから不調の原因を探し出し、心と体の両面からサポートできるように、健康診断の結果や専業主婦の方などで健診を受けていない人へ、自分の体を知るための大切さを伝えてきました。妊活カウンセラーや現在はカウンセラー育成なども行い、原因不明と言われる心の問題がどのように体の不調として現れているかをしっかりと個人個人に対して分析することや、医師から言われるだけの不妊治療ではなく、自らしっかりと自分の体を学び、自律神経を整え、妊娠だけでなく妊娠継続、そして出産後も心から幸せを感じられるように、女性の笑顔のお手伝いをさせて頂いております。

若者へのメッセージ

ゆとり世代と言われる社会の中で育ってきた今の若い世代は、本当は苦しみも沢山抱えていると思います。しかし、それはどの世代でも同じなのかもしれません。2020年日本の出生数は87万件まで落ち、出生数が100万人を切って5年が経ちました。先進国の中でもダントツの高齢社会になったこの日本で、キャリアを積む未来だけでなく、20代で早く子どもを産む選択をし、子育てをしながらキャリアを積んだり、起業への挑戦をしてみるのはいかがでしょうか?看護師として勤務していた10年前の私には、今の姿は全く想像つきませんでした。ただ、我が子が心臓マッサージをされながら、蘇生されて助かったお産は大学病院の産婦人科に勤務しても自分の子どもだけで、この経験を通じて私に伝えていく使命を感じたのも起業のきっかけです。
未来には何の制限もありません。あなた自身が、自分の能力を誰よりも信じて挑戦をしてみて下さい。行動した先にしか答えは待っていません。離婚も経験し、シングルマザーで2つの会社を立ち上げた私ですが、社会を本気で良くしていきたい!そう願った時、沢山の応援がありました。貴方も是非未来を人に語って下さいね。