べっぷ・ふくおか行政書士法人 代表社員

和田哲治

Tetsuji Wada

すべては気持ちから

和田哲治

略歴

大分県別府市に生まれる。身長177.7㎝、体重77.7㎏。3歳のときに両親が離婚。母親に引き取られる。小3のときに新聞配達を経験、小5で暗算2級を取得。高校時代はアルバイトでゴルフのキャディをしながらバンド活動(ベース、ピアノ担当)も行い、テレビにも出演。
大学は福岡大学経済学部経済学科へ入学、大相撲九州場所の警備など様々なアルバイトを経験。奨学金とバイト代で仕送りを一切もらわず食いつなぐ。大学時代に行政書士・日商簿記2級・高校教員免許を取得。
その後、進路について悩むが福岡の財団法人に就職。福岡で働いたあと、故郷の別府に戻る。別府の病院で事務を経験し、パソコン検定2級取得。
自分の人生のすべてを賭けて行政書士として開業。申請取次行政書士(外国人手続き)の資格を取得。
福山雅治さんのピアノ弾き語りを始め、現在に至る。

現在の仕事についた経緯

行政書士の試験に合格したのが大学3年のときでしたが、病院勤務当時、ずっと資格を活かすことができないまま約10年が経過していました。
自分は大学時代、独立開業するために法律の基礎的なことから学べるということで、大学とは別に学校に通学しながら、約1年間、行政書士の勉強をしました。無事、資格を取得できたのですが、何も活かせていないことに歯がゆさを感じていました。
そんなときに、行政書士のメーリングリストという、全国の行政書士や行政書士受験生のメールでの交流の場や、ドラマにもなった行政書士が主人公のマンガ「カバチタレ!」と出会ったのです。
全国には行政書士で活躍されている方がたくさんいるから、自分も一生懸命に取り組めば必ず失敗することはないと思い、約20万円支払い、行政書士登録をしました。

仕事へのこだわり

開業当初は何をしたらよいのかわかりませんでしたが、開業本などには「業務を絞った方がよい」と書いてあったので【相続と成年後見】をメインに自作のホームページを作成しました。また、行政書士の勉強会に参加することで、先輩方のアドバイスもあり【依頼があればすべて引き受ける】というスタンスをとっていました。そして、仕事の経験が全くなかったので、経験がある人と報酬を折半にして取り組んでいました。経験がある人も間違ったりすることもよくありましたが…。

最初はマンションの一室を事務所にしていましたが、徐々に依頼人も増え、自分の経験も増えていきましたので、事務所の移転を考えていたところ、運よく別府市役所そばの現在の事務所に移転することができました。ここに移転してからは飛び込み客がよくあり、道を聞かれることもよくありますが、移転できて良かったです。

当初のメイン業務は【相続と成年後見】でしたが【会社設立】の業務に携わり、会社を設立したあとに会計記帳の顧問契約をすることで経営が安定するのではと思うようになりました。そこでメイン業務を【会社設立】に切り替えました。そのときに作ったホームページが【会社・法人設立.com】https://kaishahojin.comになります。

全国的にみれば会社設立をメイン業務にしているところは多くありますので、差別化を図る必要があり、当事務所では【会社実印・角印・銀行印】の3本セットを皮袋付きで差し上げることにしました。また、大分県別府市では立命館アジア太平洋大学などの留学生が多く在籍し、卒業してから起業するという方もいらっしゃいますので、申請取次(外国人手続き)の資格を使って在留資格の変更などもおこなっています。そのようなことから現在は【外国人の会社設立専門の行政書士】の肩書きを使っています。

若者へのメッセージ

何かを始めるのに年齢は関係ないと思いますが、若ければ若いほど有利なことは間違いないです。公序良俗に反することを除いて自分でやりたいことを見つけたときは何もやらずにあきらめたりしないで何でも挑戦して欲しいです。

自分のもう一つの座右の銘に【やらないで後悔するよりやって反省する】というものがあります。何もしないで後悔すれば前には進めませんが、やって、たとえ失敗したとしても反省することで前に進むことができ、成長することができるのです。何もやりたいことが見つからないという人は、抽象的なところから具体的な内容に発展させていけば良いと思います。

どんな仕事をしたいですか?
安定した仕事(例:公務員【公務員にも地方公務員や国家公務員などの種類がありますので要調査】)
目立つことができる仕事(例:YouTuber【どのくらいの登録者があれば仕事として成り立つかなど要調査】)
独立開業できる仕事(例:弁護士、司法書士、行政書士、社会保険労務士など【資格を取得するにはどのような勉強が必要か、開業するにはどのくらい費用がかかるのかなどを要調査】)などです。

自分が好きなアントニオ猪木さんの【道】という詩の中に独立開業を決めたフレーズがあります。
【迷わず行けよ行けばわかるさ】です。
この言葉は今でも使うことが多いですが、前半で申しました内容にもつながると思います。人生一度だけなので迷わず生きましょう!