株式会社日本サニテイション 専務取締役

植田 健

Ken Ueda

神は細部にまで宿る

植田 健

現在の仕事についた経緯

今年で107年になる貿易の会社を営んでおり、私は四代⽬をやっています。その会社がM&Aの間に⼊っている事業をやっておりまして、そこで2017年の9⽉に、私が当時実家に住んでいたのですが、⽗親が帰ってきて、「会社買ってきたぞ」と報告してきました。私はそれに関わる事はないと思っていたのですが、産業廃棄物の会社をやると聞き、その仕事のこと⾃体も知らなかったのですが、使命だと思い一週間ほどかけて⽗を説得し、そこからスタートしました。 私はサラリーマン経験がありません。その部分が今の仕事には良くもあり悪くもあると思いますが、いい⽅向にいっていると思っています。

仕事へのこだわり

やはり感謝というところが⼤きなウエイトを占めてると思っているので、常にお客様に感謝することと、⾃分の置かれてる状況を把握することですね。⾃分の過去の経験から仕事がある毎⽇にとても感謝をしています。常に仕事があることが当たり前ではない事がとても私の中で⼤きいので、周りから⾒たら⼤変な状況かもしれませんが、私⾃⾝は⼤変だと思ったことはなく、毎⽇楽しいです。
仕事に対してのこだわりというのは、「神は細部にまで宿る」と⾔われているので、細かい所まで気遣いするように社員には常に声をかけています。あとは常に勉強し続けることも仕事の中では⼤事なのかなと感じています。
私が専務になってからは、スタッフのユニフォームを大手アパレルメーカーとコラボレーションして変えました。設備に関しても変えられるところはどんどん変えていっています。

私は、⽇本を綺麗にしたい、そこから世界に⽻ばたきたいなという願望があります。業界の地位向上と⼩学⽣のなりたい職業ランキング10位以内にいれるためにはどうすればいいかということを追い求めてやっています。
あとは社員が本当に輝けるような会社にしたいですね。初めて4⽉から新卒が⼀名⼊社するのですが、社員の⼦供や孫が弊社に⼊りたいと⾔ってくれるような会社にしたいです。

若者へのメッセージ

新卒の⼦には仕事に関して期待してないと⾔っています。これには意味があって、1歳でも年が上で先輩だったらその⼈の⼈⽣経験に逆⽴ちしようがジャンプしようが勝てません。⼈類みんな時間は平等だから、時間の使い⽅だけはきちんと有効に使って欲しいですね。
あとは親に感謝すること、学⽣は勉強することも⼤事です。結構みんな標準的な考え⽅をする⼈が多いと思いますが、私は標準的であってほしくありません。親のすねをかじれるのであればかじれるまでかじって、⼈よりも様々な経験をした⽅が良いし、そうでなければ⾃分でできるように様々な経験をするべきだと思います。学⽣じゃないとできないことはたくさんあると思うので、それはたくさん有効活⽤してもらうということが⼀番⼤事だと思います。