学生団体GOAT 代表取締役

谷手琉加

Ruka Tanite

人生の濃度を濃くする事

谷手琉加

略歴

近畿大学経営学部3回生。
18歳で大学では実践的なビジネスを学べない事を悟り、株式会社CONESTに入社。
入社後僅か半年間で同社で歴代最高営業本数を記録。その後COO、営業推進に就任。2020年6月に退職。
その後、自身の情報リテラシーの低さ故、騙され2000万円の借金を追う。その失敗談から起業に挑戦。
現在は、学生団体の運営、メディアPR事業、パシラレ事業、飲食店運営、コールセンター事業、SNS運用事業など複数の事業にて活躍中。

現在の仕事についた経緯

夢を抱いて近畿大学に進学したものの、間もなくコロナに見舞われました。
大学に通えない。だけど学費は払わないといけない。
僕の友人はアルバイトに精を出すもシフトは週1に減らされ、やがてクビに。
第一志望の内定も、コロナによる業績の下振れで取り消しとなりました。

すべてはコロナのせい。自分には運がなかっただけ。
同じ境遇にあった大学の友人と毎日集まっては腐っていました。

そんなある日、TV番組の制作会社の方とお会いすることがあり、「あるコーナーの取材をやってみないか」とお声がけをいただきました。

TV番組や取材の経験なんて勿論ない。
でもこのチャンスを逃すと僕の人生は終わるかもしれない。

その場で先方に「やらせてください」と頭を下げ、5秒後には友人に電話をしていました。
せっかくなら、自分たちにしかできない取材をしよう。
取材先を徹底的に調べ上げ、学生ならではの視点を入れた台本を作りました。
手探りながらも取材は無事に成功。
初めて取材した企業がテレビで流れたとき、涙が出ました。

たくさんの取材をしていく中で企業の社長様とお話しさせていただき、それぞれ、企業にもたくさんの思いであったり、悩みがあることがわかりました。
それを機に、友人5名と立ち上げた学生団体GOATは、1か月で30人規模の団体に。

自分たちの力でも発信・課題解決できないか。
そして何よりも人の役に立ちたいという思いから「個々の力は弱くとも、ヤギのように群れで戦えば勝てる」そういった思いで学生団体GOATは結成しました。

仕事へのこだわり

皆様初めまして、学生団体GOATの代表の谷手 琉加(タニテ ルカ)と申します。

“人生の濃度を濃くする”
そんな想いからビジネスの世界に足を踏み入れました。
僕はビジネスを始めて4年目になりますが、まだ22歳。
周りはまだ大学4回生の年です。

周りが煌びやかな大学生活を送る中、ビジネスの荒波に揉まれていました。
「新しい事をする」ということはどんな時も、困難、苦労が付きまといます。
僕自身、若干22歳で常人以上の困難を経験してきました。

しかし、そこでマイナスにシフトするのではなく、挑戦だけは常にしてきました。
挑戦をし続ける中で、僕の中で人生・仕事に対する僕だけのコンセプトが明確になっていきました。

それが、“人生の濃度を濃くする”という目標です。
僕がこの目標を人生のコンセプトにした理由は主に2点あります。

まず一つ目は、時間は平等では無い、という事。

もしかしたら明日交通事故で死ぬかもしれない。
その感覚は常日頃に肌感覚で持っています。

だからこそ、今日この瞬間を大切にしたい。

僕は、もし明日死ぬとしても、いつも通りの生活を送るでしょう。
未来の事など、確実に当てる事などできないと思っています。
そして終わりはいつも突発的に来ます。

そして二つ目は、時間には質がある、という事。

もし神様がいて、「20歳からの10年間、もしくは70歳からの10年間をくれる」と言われれば、僕は迷わず20歳からの10年間を選びます。

身体的に体が動く今に。
精神的に育ちやすい今に。

そしてその積み重ねが過去となり、結果的にプライベートや仕事の質が高い人生になると考えます。
短い人生の中で、自分の生きる意味や生まれて来た意味など、未だに模索中ですが、いつか自分で納得できる意味を探すため、精進しています。

若者へのメッセージ

個人の能力が評価される時代の中で、自分で何かに挑戦したい若者が、成長しづらい社会にあると思います。
先行投資があるFXの自動集客など、若者から搾取するモデルが顕著になってきていると感じます。

その要因は主に2点あると考えます。
一つ目は、日本の教育システムではお金や社会の教育が一切なされていない事です。
事実、社会に出てから必須になる税金や仕事の勉強は、僕が経験した教育では一切ありませんでした。
ですが、ここ10年のIT機器の発展により、社会の発展スピードは更に加速度的になっています。
変化が激しい世の中で生き残るためには、まず最先端の情報を知る事が重要だと考えます。
例えるのであれば、メタバースやNFTなども今後期待のできる業界です。
今の教育体制では実践的なビジネスの最先端を教えてくれません。

そして二つ目は、SNSの発展による学生の情報リテラシーの低さが要因だと思います。
まだ社会への知識が浅い学生が、フェイクニュースなどに騙されたり、詐欺師に騙されたりする光景をよく目の当たりにします。

僕も失敗した当初は、社会に出る前で比較材料すらありませんでした。
夢のある学生に正しい情報リテラシーの共有ができ、尚且つビジネスはしっかりとやれば楽しいという事を、僕は自身の失敗談を通しZ世代の若者に伝えたい。その一心で学生団体GOATを結成しました。

わざわざ僕の様に失敗をして回り道をする必要性は無いと思います。
失敗を共有し、共に改善し、共に高めあえる環境が弊社にはあると思います。

生まれた頃から身近にデバイスがあったZ世代が共に団結する事によって、今後の社会にインパクトを与えられると考えています。

そして、今夢をみるZ世代の若者達に僕のような苦労や過ちを追って欲しくありません。

最短距離で目標達成に向けて一緒に奮闘したい。
その一心で日々活動をしています。

この世界で僕1人で生きているわけではない以上、僕の幸せは人間関係にあります。
だからこそ、仲間と共に挑戦したい。
そんな素敵な環境に恵まれていると感じています。

正直、僕1人では何も出来ません。
僕の考え方、学生団体GOATの理念に少しでも共感してくれる熱意ある若者の方々、お会い出来ることを楽しみにしています。