ピコテクノロジーズ株式会社 代表取締役

玉木正巳

Masami Tamaki

来る者拒まず、去る者追わず

玉木正巳

略歴

東海大学理学部情報数理学科卒業。
新卒で日本電気株式会社(NEC)に入社、技術営業として汎用機を始めとする全てのコンピュータ製品の販売に従事。
その後、外資系ベンダー3社にて、日本プライムコンピュータ株式会社/日本コンピュータービジョン株式会社でCAD/ CAM / CAE / PDM、日本シリコングラフィックス株式会社でUNIXワークステーションやハイエンド・サーバー、日本アイオナテクノロジーズ株式会社では分散ネットワーキングのミドルウェアの販売に携わる。
2009年3月ピコテクノロジーズ株式会社を設立し、情報セキュリティビジネスを展開。

現在の仕事についた経緯

サラリーマン時代の最後に努めた外資系企業で、ヘッドクォーターの方針転換により日本のお客様に約束したことを果たすことができなくなったため、約束を果たすために自ら独立開業しましたが、一部の欲にかられた者の妨害により時期を逃し、結果約束を果たすことができませんでした。当時は最先端だった技術も古い技術になってしまったことで、新たに情報セキュリティ分野に着目しましたが、現在は会社を挙げて取り組む最重要分野として最先端の技術を追求して、お客様の課題解決の役に立つべく日々努力しています。

仕事へのこだわり

1.知ることの大切さ
商品を提供してお客様に満足を得てもらうためには、提供側がその商品に一番詳しくなることが必要です。また、競合製品のこともある程度知っておく必要があります(敵を知らずして戦に勝てない)。買う側の事情を優先し、売る側の都合だけで商売しないためにも、買う側の事情を良く知り理解することも、知るという意味で重要です。このことはコンサルティングセールスにつながります。

2.物売りや押し売りはしない
お客様が商品を買って失敗するほとんどは、機能を並べて「できる、できない」の判断をして買っている場合です。お客様に商品を提案するときは「できる、できない」の議論だけでなく「使える、使えない」の議論をお客様としっかりして、使える商品を提供することが弊社の使命だと考えています。お客様の成功無くして弊社の成功はありません。

3.Customer Satisfaction(CS):顧客満足
Customer Satisfactionを常に考えています。そこには「売りっぱなし」の考えはありません。弊社がプロ集団であり続けることが、顧客満足度を向上できる近道だと考えています。
お客様は大切な財産です。お客様に商品を使い続けていただくことが、財産を守ることにもなります。そのための弊社独自の付加価値の提供は惜しみません。

若者へのメッセージ

「歯車の歯ではなく、歯車の軸になれ。」
歯車の歯が1枚欠けても、その歯車は本来の歯車の役割を果たしますが、軸がしっかりしていなければ動力を伝えることはできません。歯車の軸のような存在になれるように日々努力してください。

「自分の周りは鏡である。」
自分を取り巻く環境を変えたいのなら、先ず自分が変わることです。良いことも悪いことも全て自分次第でどうにでもなります。悩んだり失敗したりしたときは、自分がどう変われるかを考えてみてください。変わった自分が相手に伝わり、伝わったものがまた自分に返ってきます。