株式会社ベンチマーク 代表取締役社長
竹内 剛
Go Takeuchi
現在の仕事についた経緯
18歳で上京し、旅行業務に従事するための専門学校へ入学したのですが、その際に新聞奨学会制度を利用したことが、新聞社と関わりを持つきっかけでした。
新聞奨学会制度とは、新聞販売店の業務に従事し、その給与を奨学金として充てながら学校へ通う制度です。
卒業後はヨーロッパ専門の旅行会社へ入社し、約6年間勤めましたが、同社の倒産を理由に人材コンサルティングを行うレイス株式会社へ転職、およそ400人以上のヘッドハンティングを行い、充実感に溢れた濃密な経験をさせて頂きました。
しかしどれだけ優秀な人材をスカウトしても、その方が転職先で同様の活躍をできるかはわからないという、人材を扱う仕事ならではの難しさも体感しました。
そこで、今度は“保険”という確実性のある商品を取り扱ってみたいと考え、29歳でプルデンシャル生命保険会社へ転職したものの、自身の思い描いていた成長と年収が実現できず退職。
転職先となったのが、私の原点である新聞販売店でした。
「人が書いたものを、人が届ける」というミッションが自身の気質にも合っていたのか、6年を経たずして所長に抜擢され、その後39歳で独立に至りました。
新聞奨学会制度とは、新聞販売店の業務に従事し、その給与を奨学金として充てながら学校へ通う制度です。
卒業後はヨーロッパ専門の旅行会社へ入社し、約6年間勤めましたが、同社の倒産を理由に人材コンサルティングを行うレイス株式会社へ転職、およそ400人以上のヘッドハンティングを行い、充実感に溢れた濃密な経験をさせて頂きました。
しかしどれだけ優秀な人材をスカウトしても、その方が転職先で同様の活躍をできるかはわからないという、人材を扱う仕事ならではの難しさも体感しました。
そこで、今度は“保険”という確実性のある商品を取り扱ってみたいと考え、29歳でプルデンシャル生命保険会社へ転職したものの、自身の思い描いていた成長と年収が実現できず退職。
転職先となったのが、私の原点である新聞販売店でした。
「人が書いたものを、人が届ける」というミッションが自身の気質にも合っていたのか、6年を経たずして所長に抜擢され、その後39歳で独立に至りました。
仕事へのこだわりと目標
私が新聞販売業に戻ってきた際に決めていたことは、「社会人として当たり前のことを当たり前にする」であり、また、これを遵守したからこそ、私は6年弱という速さでトップの座に立てたと思っています。
そして、弊社が他社と大きく異なる“当たり前”のポイントは、次の3つです。
| タバコ禁止
| パチンコ禁止
| 遅刻禁止
通常の社会人からすれば、首をひねりたくなるほど当然のことだと思いますが、新聞販売業界は人材の質があまりよくない傾向にあり、これらを守れない人が多くいるのが実態です。
しかし裏を返せば、これらのことを遵守し続けるだけで、年収1,000万クラスの所長の座には確実に就けるということでもあります。
それでも若い世代の方が3年も経たずに辞めていく状況を見ると、当たり前のことをコンスタントに継続していくことは意外に難しいのだと感じます。
だからこそ、私は今も先もこのスタンスを崩さずにいたいと思いますし、後進にも同様のことを伝えていきたいと考えています。
現状、読売新聞における全国の販売店枠はすべて埋まっているため、今後弊社が売上を伸ばすためには、運営店舗をM&Aで増やしていくしかありません。
したがって、撤退予定の店舗があれば買収を行い、弊社の社員達をその所長ポストや現場の管理・監督、あるいは配達員などにあてがうことで、彼等の新たな成長の場として活用できればと考えています。
新聞は斜陽産業ではありますが、毎日同じ時間帯に丁寧に新聞を届けられるのは、日本ならではのサービスです。
また新聞販売業は、価格競争に巻き込まれる心配もなく、深夜労働の大変さを除けば、比較的自由度の高い職場で、決して悪い環境ではありません。
他の販売店が撤退する時代になっている今こそ、このような点をアピールしながら、後進を育成するための継続の道を模索していきたいと思っています。
そして、弊社が他社と大きく異なる“当たり前”のポイントは、次の3つです。
| タバコ禁止
| パチンコ禁止
| 遅刻禁止
通常の社会人からすれば、首をひねりたくなるほど当然のことだと思いますが、新聞販売業界は人材の質があまりよくない傾向にあり、これらを守れない人が多くいるのが実態です。
しかし裏を返せば、これらのことを遵守し続けるだけで、年収1,000万クラスの所長の座には確実に就けるということでもあります。
それでも若い世代の方が3年も経たずに辞めていく状況を見ると、当たり前のことをコンスタントに継続していくことは意外に難しいのだと感じます。
だからこそ、私は今も先もこのスタンスを崩さずにいたいと思いますし、後進にも同様のことを伝えていきたいと考えています。
現状、読売新聞における全国の販売店枠はすべて埋まっているため、今後弊社が売上を伸ばすためには、運営店舗をM&Aで増やしていくしかありません。
したがって、撤退予定の店舗があれば買収を行い、弊社の社員達をその所長ポストや現場の管理・監督、あるいは配達員などにあてがうことで、彼等の新たな成長の場として活用できればと考えています。
新聞は斜陽産業ではありますが、毎日同じ時間帯に丁寧に新聞を届けられるのは、日本ならではのサービスです。
また新聞販売業は、価格競争に巻き込まれる心配もなく、深夜労働の大変さを除けば、比較的自由度の高い職場で、決して悪い環境ではありません。
他の販売店が撤退する時代になっている今こそ、このような点をアピールしながら、後進を育成するための継続の道を模索していきたいと思っています。
若者へのメッセージ
私からのアドバイスとしては、社会に出たら、まず1年間は上司の言うことを聞いてください。
厳しいようですが、社会も会社も、社会に出たばかりの若者に“意見”や“考え”などは求めていません。
したがって、まずは言われたことをきちんとミスなくできるようになりましょう。
そして20代になったら、今度は人の嫌がるような仕事を率先して引き受けてください。
そのためには、先輩に「何かお手伝いすることはありませんか?」と積極的に聞いていくことです。
もちろん嫌な仕事を引き受けるのは、自分にとって大きな負荷になると思いますが、やはり人間はできることのみをやっているだけでは成長しません。
そのまま40代になれば、キャリアアップは難しいと考えていいでしょう。
だからこそ、若いうちに自身をあえて厳しい環境に置き、無理矢理にでも自分を高めていく必要があると思います。
厳しいようですが、社会も会社も、社会に出たばかりの若者に“意見”や“考え”などは求めていません。
したがって、まずは言われたことをきちんとミスなくできるようになりましょう。
そして20代になったら、今度は人の嫌がるような仕事を率先して引き受けてください。
そのためには、先輩に「何かお手伝いすることはありませんか?」と積極的に聞いていくことです。
もちろん嫌な仕事を引き受けるのは、自分にとって大きな負荷になると思いますが、やはり人間はできることのみをやっているだけでは成長しません。
そのまま40代になれば、キャリアアップは難しいと考えていいでしょう。
だからこそ、若いうちに自身をあえて厳しい環境に置き、無理矢理にでも自分を高めていく必要があると思います。