株式会社rosy tokyo代表取締役・創業者

髙橋万里菜

Marina Takahashi

La vie en rose

髙橋万里菜

略歴

日本ハーブセラピスト協会認定セラピスト。 幼少期からハーブに囲まれて過ごし、慶應義塾大学および、Stanford Universityにてデザインを学ぶ。2018年には、一人ひとりに合わせてAIがハーブの調合を提案するサービス「herbox」をリリース。趣味は世界中の心地良い場所へ旅することとワイン作り。ワイナリーのある、ニュージーランドで羊を3匹飼っている。現在、東京と屋久島の二拠点で生活している。

現在の仕事についた経緯

タイ、香港、ポーランドやフランスなど、幼い頃を海外で過ごした私にとって、ハーブは生活の一部でした。
自宅の庭には100種類ほどのハーブが栽培されておりまして、例えば、私がカゼ気味の時や、なかなか眠つけない夜などには、父が庭からハーブを摘んできて、調合して、薬代わりに飲ませてくれました。
ハーブは、いつも私のそばにあって、健やかなこころとからだを支えてくれるかけがえのない存在となっておりました。
その後、日本に帰国した際、都会暮らしのストレスからか重度のアレルギーを発症してしまいます。
さらに、社会人になり、周囲に目を向けてみると、多くの友人がからだの不調やこころの不安に悩まされていました。
そんな経験をきっかけにして、日々を丁寧に見つめ直すこと、そして、幼い頃のように自然療法を暮らしに取り入れることの大切さを改めて実感いたしました。
フランスとイギリスで勉強を重ね、ハーブセラピストの資格を取得後、東京をもっとバラ色にしたい!という気持ちでrosy tokyoというライフスタイルブランドを立ち上げました。
バラの花は、数えきれないほど種類がございます。
そんなバラのように、今を生きる一人ひとりが、その人らしく、美しい花を咲かせるように。
私たちROSYは、皆さまの理想のライフスタイルを叶える生涯のパートナーでありたいと思っております。
毎日の生活にナチュラルなエッセンスを楽しく、心地よく取り入れて、暮らし方、そして生き方までも輝かせていく。
そのきっかけづくりを、地球すべてを使って実現していきます。

仕事へのこだわり

まずは、自分自身の体が心地よいと感じ、さらに気持ちの良く、ご機嫌な状態でお仕事をすることを意識しております。そのような状態でアウトプットするものに対して心を込め、自信を持って送り出すことで、お客さまに愛が伝わっていくのではないでしょうか?
実際に、サービス開発をするときに大切にしていることは、スタンフォード大学留学中に学びましたデザイン思考をベースに、どんなに不格好でも良いので、超特急でプロトタイプを作り、チームの皆とイメージを膨らませるスピード感を重視しております。また、チームにはそれぞれが得意なこと、好きなことを思いっきりして頂くお仕事のスタイルをとっております。人間、楽しくないと続きませんし、生きている大切なお時間をお仕事に費やして頂く意味がございませんからね。
私にとって、人生の使命や成し遂げたいこと=お仕事になります。ですので、お仕事以上に、日常生活を丁寧に過ごすことを大切にしております。体が資本、とよく言われますが、心も資本の時代です。感性を高めてくれる物事には積極的に投資しております。
実際、プライベートでお付き合いする方の多様性が、お仕事の幅に繋がっております。一番簡単な方法として、好きなことをする仲間を増やすことや趣味を色々と持つことがよろしいかと存じます。まさか、ニュージーランドのワイナリーでワインを作って頂きながら保護したペットの羊たちの面倒をみる傍、自家用飛行機を自分で飛ばすパイロットにまで趣味が広がるとは思いもよりませんでしたが、ご縁がご縁を呼び、毎日楽しく生きております。

若者へのメッセージ

一人一人、生まれてきたのには意味があり、何かしらの使命が存在すると信じております。ただ、それをすぐに見出すのは人によっては難しいことと存じます。そんな時は、何の服が似合うがは試着してみないとわからないように、とりあえず様々なお仕事をトライされてもよろしいのでは?
私も、今のお仕事にしっかりと落ち着くまでは、大手広告代理店の営業、不動産業、ITベンチャー企業の経営、秘書、英国貴族文化の広報など、様々な業界も覗かせて頂きました。相性が良いものも御座いましたし、全くお役に立てないことも御座いました。笑
ただ一つお伝えできるのは、トライしたことは無駄にならず、経験として必ず生きますし、接する方の幅が広がることで後々お仕事に活きていくことは間違いございません。
「何をしているときが一番幸せか?」だけを考え、それに関わるお仕事をされるのが一番、あなたらしく輝いていける道だと存じます。
これからは、共生、共有、共感、共栄の時代です。辛い上下関係や競争、我慢、独り占め、心が込もってないお金儲けのみの事業などの昔の古い文化は時代遅れとなり、必ず共感の時代にシフトしていきます。今回のコロナショックにより、何が本当に大切か?という事に気付かれた方は是非行動に移されてみてください。
体に良く、心にも良く、地球にも優しく、たった一人でもよろしいので共感して頂けることを、命をかけてやっていきましょう。