日本ベトナムツアリズム株式会社 代表取締役

鈴木志穂

Shiho Suzuki

笑って棺桶

鈴木志穂

略歴

高校3年生の時に単身留学を決意、ハワイの高校へ編入。
その後ハワイの短期大学(Kapiolani Community College)に入学、観光学を専攻。ホテルや航空会社でインターンシップを経験。卒業後はJAL Hawaii, inc.に入社し、ホノルル国際空港でランドサービスを行う。
日本に帰国し、航空会社やイベント会社に勤務していたが、かねてから興味のあった青年海外協力隊に2014年にベトナムへ観光隊員として2年派遣。
ベトナムでの経験を活かし、ベトナム企業の出資の基に日本社を2019年に設立。
現在はベトナムへの旅行販売を始め、ベトナムに関する講師、企業の海外進出に関するコンサルティング、通訳翻訳を行っている。
その他、イベント企画やデザイン、WEB関係等事業展開を行っている。

現在の仕事についた経緯

正直な所、成り行きとタイミングです。日本、アメリカ、ベトナムでの出会いや経験が活きていると実感しています。それぞれのニーズが合致したタイミング、私の仕事への意欲が高まったタイミング、日本とベトナムの社会情勢及び友好関係の活性化のタイミング等が丁度ピッタリ合ったのだと思います。

仕事へのこだわり

私にとって仕事はプライベートの一部だと考えています。
仕事でもプライベートでも共通して大事にしていることは、人も自分も騙すような事はしない、受け取った言葉だけを理解するのではなく、その人が伝えようとしている物事の本質を考えて行動や発言をしています。
そして自分に正直に、後悔しないように一日一日を大事にしています。私たちの日常にはいつも選択肢があります。「今日の夕飯は何にしようかな」という些細なことから「起業する!」という大きな決断等ありますが、私は自分が選択をしたことに後悔しないようにしています。間違いを選んだとしても「ああすればよかった」「あっちを選んでいればよかった」と思うより先に「今度はああしよう」「次回はあっちを選ぼう」と失敗を教訓として心に刻み、今後に活かすことにしています。そうすれば後悔よりも期待や楽しみが優先され、毎日笑顔で過ごす事ができると信じています。「笑って棺桶」ってなんのこと?と思われるかもしれませんが、人生の幕を下ろす時はたくさんの人に笑顔で見送っていただけるように、自分自身も最後まで笑っていたいです。

若者へのメッセージ

伝えたい事が言えないのであれば、文章で伝える事もできます。
「伝える」方法は考えればいくらでも思いつくものです。
しかし、「伝える」「発信する」事はその人自身に責任が伴うことも自覚しなければなりません。育った環境、文化や習慣が違うだけで同じ言葉ですが受け手によって解釈が違う事もあります。
伝える、発信する前に一度相手の事を理解するようにすれば、自ずとその場にふさわしい「言葉」は溢れてきます。