株式会社emina 富裕層のメンタルコーチ

鈴木深貴

Miki Suzuki

Smile change the earth

鈴木深貴

略歴

年商80億円の不動産会社創業者を父に持ち、札幌に生まれる。慶應義塾大学中退。結婚後シンガポールに5年間駐在。シンガポールで人生の師となる資産100億円の日本人経営者の老人に出会い、親交を深める。
帰国後、通訳・翻訳者を経て株式会社リクルートにてキャリアカウンセラーとして勤務。株式会社アレフにて、観光施設立ち上げに関わり、世界のVIPへのおもてなしを経験。その後、地方振興への功績が認められ本社へ異動。社長秘書として勤務。
2020年独立。経歴・経験を活かし富裕層を顧客として、経営者コーチングを行っている。

現在の仕事についた経緯

私の知識や経験を伝え、経営者が前進するサポートをすることが一番社会のお役に立てると考えています。
地元で有名な経営者だった父、シンガポールで出会った人生の師、通訳者としてサポートした国際会議事務局長など、多くのスーパーリッチの方に支えられて生きてきました。
現在はその経験の中から、スーパーリッチの考え方、行動を伝え、目標達成、習慣化等のお手伝いをしています。
とはいえ、私自身、順風満帆で過ごしたわけではなく、現金が月に3万円しかないという時代もありました。しかし、その中でも“状況の捉え方次第で人生が変わる”という経験もしています。クライアントが本当に望む人生を生きるための伴走者、コーチという職業を天職と思っています。

仕事へのこだわり

■気遣い
新人時代は、ひたすら一生懸命に仕事をしていたと思います。ただその中で、気遣いというところは忘れないようにしていました。会議資料のコピーであっても、どうすれば見やすいのか、ホチキスで止めるのか、クリップがいいのか、会議机のどこに置くのかなどは気にしていました。
上司、同僚、取引先など関わる人、皆さんへの気遣いが人間関係構築に繋がってきたと感じています。

■対人関係を重要視
他の人に何かを教える際には、◯◯しない、◯◯はだめ、というような否定的な言葉は使わないようにしていました。ただ、若いときには自分が嫌なことも言わずに我慢していたのですが、嫌なことを嫌と言えるようになってから、より親密な人間関係が築けるようになったと思います。

■あなたと仕事がしたいと言われるために
専門的な知識だけが重要ではないと思って仕事をしていました。
例えば、私は英語の専門職として10年以上仕事をしましたが、英語能力だけなら私以上の能力を持っている人がいくらでもいます。最低限必要な知識、能力は必要ですが、実際の仕事現場ではとっさの対応力が求められますし、信頼関係を上手に築けるかどうかが鍵だと思っています。
国際会議で事務局長の秘書通訳者として仕事をした際、訪問者が多い事務局が心地よい空間になるよう室内を整え、オープンに誰でも受け入れる事務局長の仕事ができるだけ捗るよう心がけて応対をしてました。結果として事務局長にはあなたと仕事ができてよかったと言ってもらえましたし、エージェントにはとても感謝されました。
選ばれる人になる、という視点をもって仕事をすることが非常に重要だと思っています。

若者へのメッセージ

自分の目で見たり、身体を使って感じ取るということを大切にしていますか?
昨今オンラインでのコミュニケーションが多くなっていますが、リアルでのやり取りに比べるとどうしても情報量は減ります。そして使わない機能はどうしても衰えがちです。
自分の好きなアーティストのライブは、その場で体感したいと思いますよね?
大好きな食べ物は、きれいな写真で見るだけでなく味わいたいと思いますよね?
好きなこと、楽しいことがきっかけでいいので自分のセンサーを是非磨き続けてほしいと思います。

そしてもう一つ、他の人に助けてもらう術を身につけてください。若い頃、私は他の人に頼ることが苦手でした。
しかし、3つの仕事を掛け持ちしていた時期があり、その時一人で抱え込むことが限界になり、他の人に頼ることを覚えました。困っている、助けてほしいという人にはちゃんと手を差し伸べてくれる人がいるものです。自分からSOSをきちんと言えることが大事です。
人に助けてもらう、そして部下を持ったらどんどん仕事を任せて育てる。
未来への選択肢がたくさんある若いうちに、自分の可能性を拡げるような経験を沢山重ねてください。あなたには応援してくれる人がいます。