カルティベートテクニクス株式会社 代表取締役社長

鈴木真人

Masato Suzuki

努力は全て報われる

鈴木真人

略歴

学業修了後、国際感覚を養うためにひとりカナダへ。帰国後、英語教材の会社や車関係の会社に就職。その後2008年に空調設備の仕事に就き、2010年に独立。2015年に法人設立に至る。

現在の仕事についた経緯

社会人になってから独立心を強く持っており、将来的には会社を立ち上げていくことを心に決めておりました。
現在の仕事とは毛色の違う職業も体験しましたが、空調設備関連のメンテナンス業を友人に紹介してもらってからは、その道一本で邁進してきました。様々な現場で多くの経験を積むうちに、この業界で独立したいと思うようになりました。
独立したいという一念で修行を積み、通常だと3~5年は要する修業期間を2年で終わらせました。苦労はしましたが、その分早く技術を磨くことができました。

仕事へのこだわり

「誠実な仕事」がこだわりのスタイルです。
最初は、ただやるべきことを失敗しないように、信用を失わないように業務をこなしていくだけで精一杯でしたが、徐々に「サービスの本質とは何か?」を突き詰めて考えていくようになりました。そうして行き着いたのが、3つの柱です。

①洗練された技術
お客様に喜ばれることを第一優先に考えなくてはなりません。そのためにも自分自身が「洗練された技術」を身につけることが必要不可欠です。日々の仕事に全力で向き合い、上手くいった時ほど気を引き締めて取り組み、繰り返し復習することが「確かな力」に繋がります。

②お客様のニーズにどれだけ応えられるか
自分本位のスタイルやこだわりを貫くのではなく、お客様の期待や希望にどれだけ応えることができるかが要となります。自分本位のスタイルというのは、たとえば「完璧主義」といったようなものも自己満足の仕事だと考えます。「本当にお客様はそれを求めているのか?」「自分のルールにお客様を付き合わせているだけではないか?」と自問自答し、正しくニーズに応える仕事であるように心がけることが重要です。
また、限られた環境下で、常に全力を尽くすことを忘れてはなりません。

③お客様の喜び
サービス業として、本質を見失わないように心がけていくことが大切です。「お客様の理想にどれだけ寄り添えるか?」を考えて、求めているものをつぶさに感じ取り、お客様を喜ばせるサービスを提供し続けます。

これらの考えは、すべて仕事を通して学んだことであり、カルティベートテクニクス株式会社の仲間たちが掲げている目標でもあります。

若者へのメッセージ

まず第一に伝えたいことは、「努力は全て報われる」ということです。
努力した人間にだけ、転機は訪れます。その転機をモノにするかどうかは自分次第であり、活かせるかどうかも自分次第です。
過去の努力の分だけ、自分を豊かにするための転機や選択肢も増えていきます。自分が頑張れば、必ず道は開けます。だから、現状に悩む必要なんてないのです。
今の自分があるのは、過去の自分があるから。5年後10年後を常に見据えていれば、現在・過去全てが「経験値」になります。自分の価値は周りが決めます。だから、周りを見れば自分が分かります。そうやって、自分の存在意義を確認しましょう。

皆さんは「常識」とはどういったことだと思いますか?
私は「常識とは、凡庸な考えの基準値を標準化したもの」だと考えています。
常識に囚われないためにも、まずは「一流の常識人」になりましょう。そのためにはまず、多くの人とコミュニケーションをとることが大事です。立場や年齢関係なく、苦手な人であれば余計に積極的に関わりましょう。
また、自分の基礎を作るために、たくさんの本を読むのもとても良いことです。オススメしたいのは、ビジネス書ではなく歴史書。戦国時代を駆け抜けて生きていた人には「研ぎ澄まされたもの」があるように感じます。
きっと、明るい未来を創っていく若い人たちのためになる「ヒント」を見つけられるはずです。