株式会社RE-CAREER 代表取締役

菅沼周平

Shuhei Suganuma

学歴にお金を投資するように、職歴にも投資する

菅沼周平

略歴

同志社大学卒業後、大手メーカー、大手人材系企業を経て30歳で独立。
規模、業種問わず、様々な企業での人事コンサル経験で採用側の本音を知れたことを活かし、これまで500名以上のキャリアコンサルティングを実施。
企業の組織形成においても、個人のキャリア形成においても、「個性」に合わせた手段を選ぶ重要性を強く感じ、AIを使った個性診断ツールなども活用してきたが、40歳で出会った帝王学で、より高度な個性分析ノウハウを得る。帝王学×人事・キャリアコンサルティングを駆使できる、日本で唯一の存在として、企業の発展と、個人の潜在能力の最大化を支援。
現在、キャリア(人生)の表も裏も見てきた知見を活かして、次世代型の教育モデルの構築に挑戦中。

現在の仕事についた経緯

「社会課題をなくしたい」という想いから大手企業を脱サラし、NPO法人などの設立を経て、現法人を設立しました。当初は想いだけが先行し、具体策もないまま模索する日々でしたが、徐々に想いと技術、そして市場選びが定まり、現在では「帝王学×コンサルティング」という天職を得ました。
そして未来の天職となる「学校づくり」に向けて、着々と布石を打っています。

仕事へのこだわり

会社員時代から「株式会社すがぬま」として仕事に取り組むことを大切にしてきました。新人時代はうまく自己表現ができず、責任感が生意気さに繋がってしまい、諸先輩方からご指導頂くこともあり苦労もしましたが、その姿勢が現在に繋がっていると思います。

また、「短期利益の最大化」ではなく、「中長期利益の最大化」を目指すことを大切にしています。
(例外はありますが、欧米型のビジネスというよりも、日本型の商いに近い経営思想と考えています。)
どうしても短期利益を最優先にすると、社員、協力会社、顧客、株主などの、いずれかに歪みを生むことになるからです。誰かの犠牲の上に、誰かの幸せが成り立つ仕組みではなく、できることならば関わる皆さまにとって良い仕組みにしたい、近江商人の方々がおっしゃっていた「三方良し」を現代に置き換えて「全方良し」にこだわりたいと常々考えています。

理想と現実のギャップはまだまだありますが、この姿勢を大切にし、「次世代により良い社会」を残せることを目指しています。
そのために大切なことは「教育」の仕組みづくりだと感じています。あらゆる社会問題の根っこは教育環境にあると考えているからです。
これまで働くことの「表」も「裏」も見てきた経験と、個性を的確に言語化できる技術を活かして、個性にとことん寄り添ったカリキュラムで学べる学校づくりを進めていきたいと思います。

若者へのメッセージ

人類史上最速のスピードで変化を続けている現代において、キャリア形成=人生設計において何が正解かは、ほとんど誰もわからない時代に突入しています。

皆さんの親御さん世代は、学業を頑張って、大きな会社に入社さえすれば、ある程度の人生設計の目途が立つ時代でした。それは時代の変化スピードが今よりも緩慢であったこと、そして日本という国の世界での立ち位置も現在とは異なっていたからこそ成り立っていたロールモデル(成功事例)でした。

ここでは細かくはお伝えできませんが、キャリアのプロ目線で見た時に、10年後の未来は驚くほど別世界になっていると断言します。
例えば、現代において「英語力が武器になる」「プログラミングスキルがあると活躍できる」という常識があっても、10年後の未来にそれは非常識になっている可能性もあります。

このような時代において大切なことは、一般常識から考えて選択肢を決めるのではなく、生まれ持った潜在能力を最大限発揮して、どのような環境になっても大丈夫な選択肢を選ぶことかと思います。
そういった意味では、生まれながらにして英語が好き、得意という方は英語学習をすると良いでしょうし、プログラミング学習も同様かと思います。

ぜひ、自分の個性と向き合って、人生の選択においては周りの目を気にしないように、キャリア形成をしてください。ただし、キャリアのプロとして一般的に行われている「自己分析」は全くオススメできない危ない手法です。
学歴にお金をかけてきたように、これからの職歴にもお金をかけることを大切にしてください。自分の個性を知るためにも、その後の最適な選択肢を選ぶためにも、それぞれの道のプロを頼るようにすることが大切です。