元々サラリーマンをしていました。何度か転職はしていますが、独立する前の最後の会社は、13年ぐらい在籍していました。会社を辞めて、何か新しいことをしたいと決めたのが、辞める1年半ぐらい前です。
そのきっかけは、もっと自分が社会に役立つことが出来ないか、そのためには仕事の範囲をもっと広げたいと思ったのが一番ですね。前職は大手でしたので、部署ごとに分かれていて、自分がやれることは限られていましたし、その範疇の中でしかなかなかできませんでした。独立すると決めた時に何をやりたいのか？を突き詰めていった結果、中小企業のためのコンサルティングをやるということが一番自分が社会の役に立つのではないかということに行き着きました。

前職では勤めていた会社が大手コンサルティングファームと契約して自分が受ける立場になったことが何度かありました。大手のコンサルティングファームには非常に優秀な方が多く、それはすごく刺激にもなりましたし、勉強にもなったのですが、どうしても現場仕事と剥離というか、とてもその差がありすぎて、結局彼らが思い描く形に到達しないということばかりでした。
なので、自分が逆の立場でコンサルティングをした時に、どのようにすれば現場との差を埋めながらうまくやれるのか？ということを一番に考えました。中小企業の場合はどうしても社長自身がプレイングマネージャーであることが大きいですし、その中小企業の経営者目線にしっかり合わせながら進めるということを一番に心がけています。

創業時から、「1万人から本気のありがとうをもらう」というのが目的であり、目標です。軽々しい「ありがとう」ではなくて、心の底からの「ありがとう」を言ってもらいたいです。そのためには何が何でも当然成功させてあげないといけないという気持ちが常に大きくあります。
私に頼んでよかったと思ってもらえるのが1万人。1万社という意味ではなくて、そこに関わる人、家族の方もいらっしゃるし、従業員の方もいらっしゃる。そういった方々、すべてに喜んでいただきたいですね。