株式会社ヨロコバレーナ 代表取締役

宗 琢未

Takumi So

明日は明日の風が吹く

宗 琢未

略歴

京都産業大学経営学部を卒業後、神戸のITベンチャー企業に入社。ECコンサルティングを中心にデザイン、マーケティングまで総合的に経験。退職前には新規事業のD2Cコンサルに参画。
2021年5月に「株式会社ヨロコバレーナ」として独立。
現在は新規ブランドの立ち上げに多く携わり、商品コンセプト企画からサイト構築、WEB広告まで一貫してサポートしている。クリエイター協会や商工会議所が主催するイベントで事業者向けにD2C関連のセミナーなどを多数開催。

現在の仕事についた経緯

前職でECのコンサルをしている際に、そもそも商品コンセプトの見直しから必要である等が理由で「点」のお手伝いになってしまうことが多く感じました。システム的な業務だけでなく、もっとクライアントと一緒に作り上げていく「線」の仕事がしたいと思い、現在はブランディングからサポートする販売促進全般のコンサルティング企業として独立、起業しました。
また、音楽事業やフラワー事業も展開していますが、それらは前職より以前にバンド活動やお花屋さんでのアルバイトを経験した際の繋がりで色々とお仕事しています。

仕事へのこだわり

私の仕事のスタイルで根本にあるのはモノを売るのではなくヒトを売るということです。
商材やサービスを単に提案するのではなく、私自身を提案するという感覚ですね。どんなキャリアの人でも営業活動に関しては本当に「人との繋がり」と「信頼」が何よりも大切だと思います。

綺麗なデザインを作ってくれる制作会社、ビックデータを基に優良な解析システムを提供している企業など確率されたモノやサービスを提供している企業は昨今数えきれないほど多くあります。でも、D2Cの領域などで今からブランドを立ち上げる企業は、そもそもどんなサービスを活用すればいいのか、どこにデザインを頼めばいいのか、コンセプトはどうすればいいのか、そもそもこの商品は売れる可能性があるのか、プロモーション、広告運用をしてくれるパートナーも探さないといけない・・・。
そのような方向性から固まらずに悩まれていることが多いです。

私はよくクライアントに「私のことを社内の企画部、広報部の責任者だと思ってください」とお伝えしています。企画部、広報部などが社内に確率されていないことから悩まれている企業も沢山いらっしゃいます。出発点がそのような企業でも売れる商品、売れるブランドを持てるようにできるのが本当のコンサルタントだと考えています。

クライアントと本当の意味での「パートナー」となって一緒に売れるブランド、売れるサービス、売れる企業になっていくことを目指すのが私のスタイルなので、コンサルティング費用だけで何百万いただくということはなく、基本的には訪問の回数や提案の回数に制限を設けることもありません。私の会社がサポートした企業やブランドの売上がどこともしっかり上がっていることがゴールだと思っているのでそのような事例を増やしていきたいなと。
誰もが知っているものを一緒に作り上げていく仕事がしたいと思っています。

若者へのメッセージ

私もまだまだ若者だとは思いますが・・・(笑)
独立してから「サラリーマンから独立しようとよく覚悟できたね」などと言われることがあります。もちろん事業計画やお客様との関係性作りには奮闘していますが、「覚悟」なんて大層なことはしていないかもしれません。
もっといい仕事がしたい、もっと自分のためにもクライアントのためにもなる仕事をしたい、自由にもなりたい。そんなことを思い立ってすぐに行動しました。
何事も「成功しないといけない」ではなく、「やってみたら成功に繋がるかもしれない」という少しラフな考えは大切かなと思います。

また、そのようなラフな考え、ラフな行動力が生む経験や人との繋がりがとても重要なことだと思います。私もバンド活動、お花屋さんでの仕事、前職でのコンサルなど様々な経験と人との繋がりが今に活きています。
大学生の頃、新入社員の頃は私も自分が起業している姿は想像もしていませんでした。
一つ一つの積み重ねが想像もしていなかったキャリアに繋がっているので、考えるよりもまず行動!ですね。
今は将来自分が自由になるための時間だと思って、若手社員の時代などもあくまで自分のために働くことを心がけてみてはいかがでしょうか。