立教大学経済学部経済学科卒業。新卒で株式会社リクルートに2016年入社、法人向けの人材コンサルティング営業を経験。2018年退社。その後、WEBマーケティングの株式会社UPproを創業。
代表は、日経ラジオをはじめとし、金融業界でメディア露出多数。

リクルート在籍中に副業としてTwitterでの情報発信とブログを開始しました。勉強、そして経験をしていく中で、SNSやメディアの発信力の強さを実感し、WEBマーケティングの可能性を感じました。
情報が数多く出回る社会になった今、情報はスピーディーに提供されるようになりました。一方で、売り上げのために正しい情報や客観的に物事を見た情報を提供していないメディアが多く見受けられます。
そこで私は、社会に正しい情報をお伝えし続けるというのが今求められていることなんだと実感し、正しい情報を発信し続けるメディアを作り続けることを決意し、創業に至りました。

私が大事にしていることは、二つあります。

一つは“三方良し”です。それを学んだのはリクルートに在籍していたときでした。リクルートのビジネスモデルは「リボンモデル」というものをとっています。そのため、リクルートでは常に三方良しにしなければいけない状況でした。また、上司によく言われていたことが「その提案は本当にクライアントのためになるのか？」「その選択は本当にカスタマーのためになるのか？」という言葉でした。毎日のように言われていた言葉だったため、いつの間にか身体に“三方良し”が身につきました。
今でも“三方良し”は大事にしており、常に「その選択はクライアント・カスタマーのためになるのか」を重視しています。WEBメディアやマーケティング支援では、正しい情報や客観的に物事を見た情報を提供し、誇大広告等は一切せずに、win-win-winの関係ができるように心がけています。そうすることにより、クライアントへのクレームはなくなり、カスタマーも正しい情報を納得して選ぶことができるため、“三方良し”が実現されています。このどちらかがないと、長続きするビジネスにならないと思っています。

もう一つは、“自ら機会を創り出し機会によって自らを変えよ”です。これもリクルートの言葉です。意味は、「チャンスは自分で創りだすものであり、誰かから与えられるものではない。」弊社では、まずはやってみようという方針を取っています。やりたいことにチャレンジできない環境だと成長することもないと思っています。
若者へのメッセージ
最初にお伝えしたいことは、「現状に満足せずに視座を上げよ」です。基本的に人間というのは周りにいる人を基準に物事を考えるため、所属しているコミュニティを基準として考えていると、いつまで経っても成長しません。
世の中には、今の自分とは比較にならないほど優れた人がたくさんいます。まずはそういった出会ってこなかった人と出会うようにし、そこのレベルに到達させ、その次もまた同じことを繰り返しましょう。
それを繰り返しているうちに成長が加速します。成長し続けることにより、自分だけでなく周りの多くの人を幸せにすることができるため、若いうちからそのような意識を持ち、未来の日本を担う若者の皆様に日本をより良い国に変えていって頂きたいと思っています。