株式会社7DA 代表取締役社長

七田和明

Kazuaki Shichida

笑顔のために笑顔で~Smile for a smile~

七田和明

略歴

有田工業高等学校卒業。新卒で工場へ入社、生産管理と機器メンテナンスを4年経験。
1年間の期間を決め、まずは各種免許(大型車、けん引、大特、二種、バイク限定解除など)を取得。
その後、電気通信会社、学生用教材の飛込営業、電気工事士の職業を経験。ちょうど1年経過時点でシステム関連に興味が湧き、IT企業へ就職。2年間勤務し、1992年にソフトウェア会社を起業。2021年に30周年を迎える。
自社製品の水道スマホ検針は全国自治体で導入され、業界初および業界トップシェアを継続中。
現在は、派遣会社化したソフトウェア業界を変えようとコンサル事業を展開中。

現在の仕事についた経緯

高卒で工場に就職しましたが、23歳で退職し、1年間の期限をつけて自分探しをしてきました。
いくつかの職業を経て、たどり着いたのがシステムエンジニアでした。専門学校も大学も出ていない私が入社できたのは、当時が空前の人不足だったからだと思います。私がはじめた30年前は、やる気さえあれば猫でも入社できるような時代でした。

仕事へのこだわり

◆取り組み
「最先端の仕事」と言われ続けて30年。難しい仕事と思われますが、積み木のように地道な仕事です。
途中ひとつでも気を抜くと、そこから崩れるので常に気を抜かないようにしています。

◆人とのかかわり
ソフトウェア開発は技術力、理解力も必要ですが、コミュニケーション能力も重要です。
相手の情報を的確に引出し、把握する、自分の伝えたいことをわかりやすく正確に表現することを大切にしています。

◆常に最善か?
もし良くないことが起きても、まずは受け入れ、相手、周りのせいでなく、自分に何が足りなかったのか、もっとできることはないかと考えます。メール1通でも、送信のタイミングやどう書けばわかりやすいかなど、工夫をしています。

◆信条
「笑顔のために笑顔で」
遊び心を持ち、周りの人を和ませること。これは常に心掛けています。

若者へのメッセージ

無邪気なこどもの目、若さゆえの怖いもの知らずの行動、下手でも良いから一生懸命に取り組む人、これらが大好きです。若者たちにこれまでの経験や知識を教えるのではなく、一緒に何かやってみたいと思っています。新しい相乗効果が生まれ、ものすごく楽しそうだなと。
20代、30代で自分のやりたいことが見つかってない人は、まずは目の前に現れるものを一生懸命やってみてください。そうすると次が見えてきます。そしたらまた次と、今まで想像できなかった自分の将来が見えてくると思います。
また、私は家庭を顧みずに仕事一筋だったので、その反省は若者へ伝えたいです。
そして、自分の人生を楽しくしてくれるのは自分です。