株式会社SAMONA 代表取締役

鮫島洋一

Yoichi Sameshima

思考は現実化する

鮫島洋一

略歴

法政大学経済学部卒業後、3つの専門学校を卒業し、各種資格を取得。
職歴として鍼灸院、クリニック、トレーナーを仕事として経験を積む。
30歳で専門学校を卒業した後、整骨院グループに入社し、院長・運営統括を歴任。
整骨院運営、教育、経営を学び、2018年に起業。

現在の仕事についた経緯

私自身、大学卒業まで陸上競技を続けていましたが、常にケガとの闘いがありました。その中で、接骨院の先生やトレーナーの方々に助けられていたこともあり、同じ職種を目指すようになりました。
普段治療にあたってくださった先生が、全日本のトレーナーだったこともあり、アドバイスを受け、各種専門学校で資格を取得しました。ケガをした後の治療やリハビリを提供するのはもちろんのこと、ケガをしない体作りのプログラムを提供したいと考え、整骨院とトレーニングの複合施設を開設しました。

仕事へのこだわり

学生時代から一貫していることは、「この仕事で食っていく」という考え方です。
そのために、自己投資は惜しまないことを自身との約束としています。ただし、資金も時間も有限なため、工夫をしていかに効率よく学び、アウトプットし臨床経験を積むかを考えて行動しています。
その中で、自分の中のキャパシティをいかに押し広げられるかということはよく考えており、特に20代・30代は体力があるので、この期間に自分がいかに施術者としても経営者としても成長できるかに挑戦しています。

その他としては、“楽しむこと”を大切にしています。仕事や生活を通じてワクワクできることが多いので、それを楽しみつつ、自分の選んだ道を進んでいくようにしています。
また、目標を定め、それを達成するためには、いつまでに何をしたらよいかということを考えています。
例えば、22歳で専門学校に入ったときに立てた最初の目標は、25歳で卒業するので、“10年以内に独立する”ということでした。そのために必要な資格、知識、技術、経験などをリストアップし、それをどの順番で習得して、どうキャリアアップしていくかということを考えて行動した結果、幸いにも34歳で独立開業をすることができています。
このように、考えたタスクを着実にこなしていくことで、1つの目標を達成できるという思考があり、これが私の座右の銘でもある、「思考は現実化する」です。

若者へのメッセージ

スタートはいつでも切ることができます。ただし、待っていてはなかなか訪れることはないので、まずはすぐに1歩踏み出すことが大切なことだと思います。
私もまだまだ若手ですが、若い時に目標を立てそれに向かって努力していくことは、それだけで貴重な経験になります。そして、起業に向く人、向かない人、それぞれいると思いますが、一度、自身で起業することを考えてみることをお勧めします。
経営者目線で物事を考えていくと、普段とは視点が変わり視野が広がることを経験できます。
世の中にはいろいろな職業があり、選ぶのは間違いなく自分です。
その際に選択肢が少ないのはもったいないですし、何よりも自分で選べるという楽しみがあります。
ワクワクしながら社会に出られるように、ぜひ普段から意識して生活してみてください。