yup株式会社 代表取締役社長/最高経営責任者
阪井 優
Yu Sakai略歴
1989年大阪府堺市生まれ。
智辯学園高等学校、大阪教育大学卒業後、NTTドコモ、コイニー(2018年に「hey」のグループ化)を経て、2019年2月にyupを創業。
友人のフリーランスの資金繰りの大変さに衝撃を受けたことを原体験として、フリーランス向け報酬即日払いサービス『yup(ヤップ)先払い』の開発を行っている。
「TechCrunchTokyo 2019」ファイナリストに選出。趣味は散歩。
智辯学園高等学校、大阪教育大学卒業後、NTTドコモ、コイニー(2018年に「hey」のグループ化)を経て、2019年2月にyupを創業。
友人のフリーランスの資金繰りの大変さに衝撃を受けたことを原体験として、フリーランス向け報酬即日払いサービス『yup(ヤップ)先払い』の開発を行っている。
「TechCrunchTokyo 2019」ファイナリストに選出。趣味は散歩。
現在の仕事についた経緯
私がフリーランスの課題に目をつけ、起業した経緯の発端は、友人のフリーランスの資金繰りの大変さに衝撃を受けたことです。
私は、計画的に起業を進めていた、というわけではありませんでした。
ただ、昨年2018年の11月頃「もうこれはやるしかないぞ!」と思えた出来事がありました。
当時僕は、コイニーというクレジット決済サービスの会社で営業をしていました。
そこでユーザーの方から、「クレジットカードの支払いが翌月で資金繰りが厳しい」という声をよく聞いていて、そういった現況を何とかできるサービスがあったらいいな、なんて思っていたときに、ちょうどNewsPicksが主催する「起業家道場」に参加する機会がありました。
そこで『yup先払い』のベースとなるビジネスモデルを投資家さんたちの前でプレゼンしたら、予想以上に様々なフィードバックをいただけ、翌月12月には、インキュベイトファンドさんから出資のオファーももらえました。
それで「資金繰りに悩む人のための事業をやろう」と、一気に火がつきました。
そこからバタバタと会社の退職交渉や引き継ぎをして、翌年4月に独立しました。
私は、計画的に起業を進めていた、というわけではありませんでした。
ただ、昨年2018年の11月頃「もうこれはやるしかないぞ!」と思えた出来事がありました。
当時僕は、コイニーというクレジット決済サービスの会社で営業をしていました。
そこでユーザーの方から、「クレジットカードの支払いが翌月で資金繰りが厳しい」という声をよく聞いていて、そういった現況を何とかできるサービスがあったらいいな、なんて思っていたときに、ちょうどNewsPicksが主催する「起業家道場」に参加する機会がありました。
そこで『yup先払い』のベースとなるビジネスモデルを投資家さんたちの前でプレゼンしたら、予想以上に様々なフィードバックをいただけ、翌月12月には、インキュベイトファンドさんから出資のオファーももらえました。
それで「資金繰りに悩む人のための事業をやろう」と、一気に火がつきました。
そこからバタバタと会社の退職交渉や引き継ぎをして、翌年4月に独立しました。
仕事へのこだわり
・ちょっと難しそうなこと、新しいことに挑戦してみる
・まずは行動する
私にとって起業するということは新しいことであり、難しそうなことだったのですが、まずは行動してみました。
やってみて見えてくるものがたくさんあって、もちろん課題も見つかるけど、解決策や解決の方向性もたくさん見つかりました。ちょっと難しそうなこと、新しくて不安なことでも、まずは行動するのがいいのではないかなと思っています。
・期待を超えるスピードを意識する
困っている人を助けるには期待を超えるスピードが欠かせないと思っています。以前丸井がクレジットカードの即時発行にこだわる理由について書かれた記事を読んで感動したこともあって、『先払い』も最短60分で申請金額が振り込まれるようにしました。この時間はもっと短くしたいと思っています。
・社内だけでなく社外の人の話をたくさん聞くようにする
・苦手なことは相談して、みんなに助けてもらう
・緩やかなファンを作ることを意識している
『先払い』の開発では、ユーザーさんに「開発仲間」になってもらったと言えるくらい、ユーザーヒアリングを徹底的にやりました。友だちのフリーランスの方から紹介してもらったり、ビジネスマッチングアプリ『yenta』を使ったりして知り合った方にお話を伺ったり、コワーキングスペースや勉強会などに顔を出して、実際に働いている様子をチェックしたりしました。こうしたたくさんのヒアリングをもとに『先払い』を構想しました。
開発に入ってからも、1週間に2〜3人のペースでユーザーさんに会ってヒアリングをしました。まず簡単なモックアップを数週間でつくって、できたものを触ってもらう。「ここが使いづらいね」「もっと手数料が安いほうがいいね」といろんな意見をもらいながら、ブラッシュアップしていきました。
フィードバックをもらうだけでなく、実際に触っているところを動画で撮影して確認したりもして。「この人はどこからクリックするのか」「視線の動きはどうなっているか」って、すごくアナログな方法ですけど動画を見ながら徹底的に研究しました。それからユーザーさん以外にもエンジェル投資家や起業家、デザイナーの友人などその道の先輩の声もたくさん聞き、すぐに取り入れました。
初めての起業で本当にわからないことだらけで自分一人でできることなんて何一つもないと思ったので、だからこそ、変なプライドは捨ててわからないことはすぐに聞き、アドバイスを受けたらすべて取り入れるようにしていました。こうした周りの声を聞いて取り入れることで結果としてファンになってくれる方も増えるのではないかなと思っています。
・まずは行動する
私にとって起業するということは新しいことであり、難しそうなことだったのですが、まずは行動してみました。
やってみて見えてくるものがたくさんあって、もちろん課題も見つかるけど、解決策や解決の方向性もたくさん見つかりました。ちょっと難しそうなこと、新しくて不安なことでも、まずは行動するのがいいのではないかなと思っています。
・期待を超えるスピードを意識する
困っている人を助けるには期待を超えるスピードが欠かせないと思っています。以前丸井がクレジットカードの即時発行にこだわる理由について書かれた記事を読んで感動したこともあって、『先払い』も最短60分で申請金額が振り込まれるようにしました。この時間はもっと短くしたいと思っています。
・社内だけでなく社外の人の話をたくさん聞くようにする
・苦手なことは相談して、みんなに助けてもらう
・緩やかなファンを作ることを意識している
『先払い』の開発では、ユーザーさんに「開発仲間」になってもらったと言えるくらい、ユーザーヒアリングを徹底的にやりました。友だちのフリーランスの方から紹介してもらったり、ビジネスマッチングアプリ『yenta』を使ったりして知り合った方にお話を伺ったり、コワーキングスペースや勉強会などに顔を出して、実際に働いている様子をチェックしたりしました。こうしたたくさんのヒアリングをもとに『先払い』を構想しました。
開発に入ってからも、1週間に2〜3人のペースでユーザーさんに会ってヒアリングをしました。まず簡単なモックアップを数週間でつくって、できたものを触ってもらう。「ここが使いづらいね」「もっと手数料が安いほうがいいね」といろんな意見をもらいながら、ブラッシュアップしていきました。
フィードバックをもらうだけでなく、実際に触っているところを動画で撮影して確認したりもして。「この人はどこからクリックするのか」「視線の動きはどうなっているか」って、すごくアナログな方法ですけど動画を見ながら徹底的に研究しました。それからユーザーさん以外にもエンジェル投資家や起業家、デザイナーの友人などその道の先輩の声もたくさん聞き、すぐに取り入れました。
初めての起業で本当にわからないことだらけで自分一人でできることなんて何一つもないと思ったので、だからこそ、変なプライドは捨ててわからないことはすぐに聞き、アドバイスを受けたらすべて取り入れるようにしていました。こうした周りの声を聞いて取り入れることで結果としてファンになってくれる方も増えるのではないかなと思っています。
若者へのメッセージ
リスクなんてほとんど無いのでたくさん新しいことに挑戦をした方が良いです。
志を高く持って、自分がやりたいことに向かって全力になって欲しいです。
世界一有名なシェフになりたい、AIで世界を変えたい、宇宙飛行士になりたい。なんでも良いと思います。
今やりたいことが無いのであれば、まずは見つけることから全力で取り組んでください。
たとえ時間がかかったとしても、自分でやりたいことを見つけるべきです。
人生なんてあっという間に過ぎていきます。
私も気づいたら二十代が終わっていました。いつかやろう、気が向いたらやろうと思っていたらいつまで経っても自分の夢を実現することはできないです。十代、二十代は人生の中で最も貴重なタイミングだと思います。
今もし私が二十歳に戻れるのであれば、何十億円の価値があると思います。
それくらい貴重な時間を決して無駄にすることなく、自分の夢を見つける努力を惜しまないでください。
最初は誰からも理解されない夢であったとしても、自分で覚悟して決めた夢に向けて真っ直ぐ走り続けて欲しいと思います。
志を高く持って、自分がやりたいことに向かって全力になって欲しいです。
世界一有名なシェフになりたい、AIで世界を変えたい、宇宙飛行士になりたい。なんでも良いと思います。
今やりたいことが無いのであれば、まずは見つけることから全力で取り組んでください。
たとえ時間がかかったとしても、自分でやりたいことを見つけるべきです。
人生なんてあっという間に過ぎていきます。
私も気づいたら二十代が終わっていました。いつかやろう、気が向いたらやろうと思っていたらいつまで経っても自分の夢を実現することはできないです。十代、二十代は人生の中で最も貴重なタイミングだと思います。
今もし私が二十歳に戻れるのであれば、何十億円の価値があると思います。
それくらい貴重な時間を決して無駄にすることなく、自分の夢を見つける努力を惜しまないでください。
最初は誰からも理解されない夢であったとしても、自分で覚悟して決めた夢に向けて真っ直ぐ走り続けて欲しいと思います。