株式会社RK English校長

リチャード川口

Richard Kawaguchi

The optimist sees the doughnut, the pessimist sees the hole.

リチャード川口

略歴

カナダ生まれ、幼少期を日本とオーストラリアとアメリカで過ごす。
明治大学商学部卒業。
六本木でバーテンダーを経て、ラスベガスへ。その後バンクーバーへ渡り、英語の個人教師として人気に。現地の有名TOEIC専門校で7年半名物講師を務め、帰国後東京にRK English Schoolを設立。
2019年から産業能率大学客員教授。同大学の英語プログラムの開発、運営に携わる。テレビで有名タレントに英語を教えているのも話題に。
著書に『バンクーバー 発音の鬼が日本人のためにまとめた ネイティブ発音のコツ33』(明日香出版社)『TOEIC(R) L&Rテスト 単語王』(アルク)など多数。

現在の仕事についた経緯

実は流れのままに…
(目の前のことに対して全力のパフォーマンスで結果を残していけば、あとは流れのままでいいというのが持論です!笑)
大学卒業後、ラスベガスでホテル王になりたい!と、最低限のお金を貯めて日本を飛び出しました。行けばなんとかなると楽観的に考えていたのですが、ビザの関係など、当然いろいろ問題があり、ラスベガスから一旦出生地であるカナダへ。日本語と英語のバイリンガルだったことから、日本人の友人に英語を教えてくれと頼まれ、その内容がよろこばれたのがきっかけで、クチコミでどんどん生徒が増えていきました。
「教え方」の追求にゴールはなく、そのやりがいにのめり込んでいき、、、あとは先ほどの略歴の通りです笑

仕事へのこだわり

最初に個人教師を始めたときはとにかく手探りだったので、「相手の視点に立って考えること」を大切にしていました。どういう教え方や見せ方をすると喜ばれるとか、うまく伝わるとか、相手の一挙一動が勉強になりました。
翌年スクールの講師になったわけですけど、そのときは「相手の視点」に加え、複数の生徒に教えるクラス授業になったことが刺激的で、とにかく「授業を盛り上げること」に情熱を注いでいました。TOEICの専門校だったのにも関わらず、いかに笑いを取るかということに専念するという。。
自分の中で「クラスはステージ」という標語を掲げていたのを覚えています。自分が勉強嫌いだったので「こんな先生がいたらよかった」と思っていたことを体現しようとしていたと思います。そして不思議と(?)それが生徒たちからの高評価に繋がっていきました。
とはいえTOEICの専門校だったので、言っても結果がすべて。日々教え方、カリキュラム、教材の開発に明け暮れ、生徒たちのTOEICスコアを一ヶ月平均で180点伸ばしていました。そんな中でたどり着いた一つの真理が「楽しくなければ学べない、学べなければ楽しくない」です。楽しくなければ聞く気も起きないし、吸収できないのはもちろんですが、TOEICであればスコアだったり、英会話であれば確実な効果だったり、振り返ったときに、実感できる結果が伴っていないと、続けた分だけ時間を無駄にしてしまったような気がして、途端にむなしくなってしまいます。ただその時楽しいだけではだめで、確実な成長を実感できてこそ、持続へ繋がっていくものなので、レッスンでは「なんとなく英語頑張った」で終わらせず、毎回のレッスンで「今日はこれができるようになった」という成果をしっかり持って帰ってもらうこと、そして前にやった内容を引き出してあげることを強く意識しています。結局は成長が一番楽しいんです!
「楽しくなければ学べない、学べなければ楽しくない」これは現在経営するRK English Schoolや、産業能率大学と共同開発したSANNO English Programの標語にもなっています。

若者へのメッセージ

若者へのメッセージ……自分もまだ若者のつもりだったけど……もう40か!子供も三人いるしそりゃそーかー。
はい、普段大したこと考えずに生きているので、そんな偉そうなことは言えないないけど、とにかく今を全力で楽しんで、これからもっと幸せになれるように日々行動しよう!かな?
もう少し具体的に言うと、大概の人は人生の多くの時間を仕事に費やしていると思うけど、簡単な話だけど、その仕事が楽しかったら、あとはプライベートやファミリーなんだから、人生ほとんどが楽しいってことだよね。仕事が「我慢してやるもの」か「楽しくてしかないもの」かで人生の満足度は180度違うと思うんだよね。
もちろんこれは極論で、楽しいことだって我慢しなきゃいけない局面は多々あると思うけど、やっぱ自分が好きなことや得意なことを仕事にするために、ギラッギラに尖って、極めてほしいね。今はYouTuberだって、ゲーマーだって立派な職業だからね。別に必ずしもみんな好き勝手やれって意味じゃなくて、尖った個人スキルは組織に入ったって、絶対に自分のためにも、みんなのためにも役に立つ。自分の得意分野を全力で伸ばすのが一番活躍できると思うよ。
その反面、逆に何かを成し遂げる上では、一人でやれることって本当に限られていると思う。いい仲間に巡まれよう。そのためには……やっぱり自分が輝くこと。魅力的なエネルギーを発している人には自然と人が集まってくるもの。
というわけで、今好きなことや得意なことを軸に、日々行動!自分を最大限に楽しんで、周りを巻き込め〜っ!
The future is in your hands! Be amazed at your potential!