株式会社日本デザイン 代表取締役社長

大坪拓摩

Takuma Otsubo

和を以て貴しと為す

大坪拓摩

略歴

2007年、武蔵野美術大学建築設計学科を中退後、大成建設に高卒入社。月400〜500時間働き、東京ミッドタウンなどの現場監督に上り詰める。
2011年、未経験から独学でWEBデザインを学び、半年で月150万稼ぐフリーランスWEBデザイナーに。
2013年、株式会社日本デザイン設立。中小企業を支えるWEBマーケティング事業を実施。
2015年、「日本人の生き方・働き方を変える」を理念としてWEBデザインスクール事業を開始。
2019年、2020東京オリンピック・パラリンピックを活用した地域活性化推進首長連合「応援村 OUEN-MURA」の実行委員に就任。
2021年、弊社初となる新卒採用を実施、17名の新卒社員が入社。

現在の仕事についた経緯

15歳ではじめたアルバイトをきっかけに、これまで様々な業種を経験してきましたが、社会人になってからのおおまかな流れとしては建設会社、フリーランスのWEBデザイナー、現職です。
建設会社を辞め、Webデザイナーになってある程度収入も得られるようになったとき、自分の幸せはお金ではなく、周囲の幸せだと気づいたんです。そこから、社会に対してより大きな幸せを与えたいと思う様になりました。
今の世の中には、毎日辛そうに出勤するサラリーマンや、自分の夢を叶えるための行動がわからない人など、たくさんの問題があります。これらの問題をどうやったら解決できるかと考えたときに、自分一人の力では限界があり、速度も遅いと感じたのです。日本を根本から良くするためには志を同じくする仲間が必要だと思い、今の会社を設立しました。

仕事へのこだわり

仕事は「ダイナミックかつネガティブに」を意識しています。
これは10年以上前、建設会社時代の上司に言われたコトバです。

自分は昔からネガティブ思考な人間で、仕事でもウジウジくよくよしてしまうクセがありました。
それが弱みだと感じていて、そんな自分を変えたいと思っていたのですが、ある日上司に現場で指導を受けた際、「仕事はダイナミックかつネガティブに」と言われました。
その時に、ネガティブ思考をどうにかする必要はない。仕事にはダイナミックさが必要だが、調子に乗って失敗しないためにネガティブさえも武器になると気付きました。

建設業界は作るものの大きさとは逆に、現場は常に慎重にならなければなりません。ひとつのミスや慢心で人が亡くなる可能性もある仕事です。だからこそ、上司は「ネガティブにやれ」と言ったのだと思います。

それを聞いて以来ずっと、この意識を大事にしています。
今では、日本を良くするというダイナミックな理念を掲げつつも、常に何か間違えていないか、気づけていない事は何かあるはずだと、人の何倍もネガティブであることを意識しています。

若者へのメッセージ

まだ若手ではあるものの、歳の割には多くの経験をさせて貰える人生で、意識したことが2つあります。
1つは「人生を創るのは機会。機会を創るのは自分。自分を創るのは人生」ということ、もう1つは「人の倍を生きる」ということです。

モノやサービスにあふれていながら幸せを感じられない複雑な時代ですが、そこに生まれてしまった以上、そこで生きるしかありません。与えられたルールの中でいかに楽しめるかは自分で決められる。そう信じて、人生を楽しんで欲しいです。