株式会社シー・クレド代表取締役
乙守栄一
Eiichi Otomori略歴
大阪市出身、同志社大学工学部、同大学院工学研究科前期課程修了、(株)野村総合研究所出身。専門はITリスクに関するコンサルティング。入社以来、損保関係のシステム開発・運用、情報セキュリティ対策専門家を経て、幅広いITコンサルティング活動に携わる。
2014年、独立。ITを軸にした経営コンサルティング、新規事業開発、教育関係も加え事業を開始。
2020年、㈱シー・クレド設立。
2021年、京都府立医科大学 特任教授 就任。
2014年、独立。ITを軸にした経営コンサルティング、新規事業開発、教育関係も加え事業を開始。
2020年、㈱シー・クレド設立。
2021年、京都府立医科大学 特任教授 就任。
現在の仕事についた経緯
ITだけを軸にした仕事では限界があると感じていました。失われた20年、目的を見失って生きている人が非常に多い実情があります。このような人に夢と希望を与える、そのためには”考えるとは何か、世間に流されて生きることのない極意”をモットーに行なう教育事業と、夢と希望を与えられる事業内容の企画・開発を加え、やがて到来するシンギュラリティ時代に備えた仕事づくりをしたいと考えたためです。
仕事へのこだわり
入社した当初、夢や希望などは仕事現場に見当たらず、心さまよう日々が続いていました。そうした中、ある先輩社員の方に“企画”の楽しさを教えていただきました。
「面白さがあってはじめて仕事に対するモチベーションが付いてくる、ワクワクすることがなければ人生生きている価値はない。」
その方は今も現職で、会社の中で企画を事業化され、今も活き活きと仕事されています。その想いを自分なりにどう実現させていくか、当時は希望に沿わない異動が続いたと感じていましたが、ここまでを振り返れば今の自分を作り上げる土壌にきっちり叶っていると感じています。
また、納得しないことには決してYesと言わない自分は貫き通してきました。したがって、ゴマ擦りなどとは真逆の会社員生活を送ってきたと考えています。何故なら、自分に対してウソを言うことほどストレスフルなことはないからです。世の会社員はここのギャップにかなり苦しんでいると思われます。自分に対して偽りを持っているのか持っていないのかを意識してできていない会社員が多いとも言い換えられるかと思います。
責任者たる人が名乗りを上げず、たらい回しになっている火を噴くプロジェクトも数多く見てきました。そこでその姿勢を正すと途端に矛先を向ける日本社会の歪みも目の当たりにしてきました。
みんなで一緒に危機局面を渡れば怖くない横並び思想が根強い日本社会。働く人たちの個として持つべき主体者意識が欠けている仕事の現場を見て、自分自身が反面教師として主体的に見据えてきました。この目線が今の私のポジションを作り上げてきたと考えています。もちろん、自分の力だけではなく、色々な方々とのご縁があってはじめて今の自分を育て上げていただいたと考えております。この場を借りて感謝申し上げたいと存じます。
「面白さがあってはじめて仕事に対するモチベーションが付いてくる、ワクワクすることがなければ人生生きている価値はない。」
その方は今も現職で、会社の中で企画を事業化され、今も活き活きと仕事されています。その想いを自分なりにどう実現させていくか、当時は希望に沿わない異動が続いたと感じていましたが、ここまでを振り返れば今の自分を作り上げる土壌にきっちり叶っていると感じています。
また、納得しないことには決してYesと言わない自分は貫き通してきました。したがって、ゴマ擦りなどとは真逆の会社員生活を送ってきたと考えています。何故なら、自分に対してウソを言うことほどストレスフルなことはないからです。世の会社員はここのギャップにかなり苦しんでいると思われます。自分に対して偽りを持っているのか持っていないのかを意識してできていない会社員が多いとも言い換えられるかと思います。
責任者たる人が名乗りを上げず、たらい回しになっている火を噴くプロジェクトも数多く見てきました。そこでその姿勢を正すと途端に矛先を向ける日本社会の歪みも目の当たりにしてきました。
みんなで一緒に危機局面を渡れば怖くない横並び思想が根強い日本社会。働く人たちの個として持つべき主体者意識が欠けている仕事の現場を見て、自分自身が反面教師として主体的に見据えてきました。この目線が今の私のポジションを作り上げてきたと考えています。もちろん、自分の力だけではなく、色々な方々とのご縁があってはじめて今の自分を育て上げていただいたと考えております。この場を借りて感謝申し上げたいと存じます。
若者へのメッセージ
我々の青春時代はバブルが起こり、そして一挙に弾け、超就職氷河期を迎えていました。夢と希望が一瞬にして消え、何を目指していけばよいかが見えなくなった当初の年代を経験している世代です。そこから失われた20年、30年と言われ続け、今の20代の皆さんは生まれ出たときから夢とは何ぞや?という実感が湧かない時代を育ってきたのかもしれません。企業側は先の成長が見通せない中、ガバナンスという名の下、締め付けることに評価基準を見出し、成長プロセスは二の次とならざるを得ませんでした。そのような親御さん世代の元に育った皆さんにとって夢とは何か?を見つけ出すために、まずは自分の感性を大事にすることが肝要です。
夢のない中に夢を見つけるということは無の中から宝を見つけることと同じです。まずは自分の感性を信じ、新しいことに取り組む場合であってもまずは一歩歩みを進める、そしてそこで感触が良ければ次の一歩をさらに進める、感触が合わないならば元の位置に戻る、これを自分自身のもつ感性を駆使し、繰り返していくことで自分にしかわからない夢(目的)が自ずと見つかるのではないでしょうか。
目的が見つかれば目標を立てることは簡単です。
夢のない中に夢を見つけるということは無の中から宝を見つけることと同じです。まずは自分の感性を信じ、新しいことに取り組む場合であってもまずは一歩歩みを進める、そしてそこで感触が良ければ次の一歩をさらに進める、感触が合わないならば元の位置に戻る、これを自分自身のもつ感性を駆使し、繰り返していくことで自分にしかわからない夢(目的)が自ずと見つかるのではないでしょうか。
目的が見つかれば目標を立てることは簡単です。