CREATIVE DESIGN OFFICE代表

鬼澤 孝史

Takashi Onizawa

「自分」という肩書をもつ

鬼澤 孝史

略歴

高校を卒業後、都内インテリアショップ・インテリアデザイン事務所で10年間勤務。 2009年にCREATIVE DESIGN
OFFICE設立。2017年に一般社団法人インテリアスタイリング協会設立。インテリアデザイン、
商空間デザインを中心にインテリアコーディネートやアートイベントなど多岐に渡りプロジェクトを手掛け活動。
六本木ヒルズ、ラトゥール新宿・代官山アドレスなど多数タワーマンションコーディネートを担当。

現在の仕事についた経緯

高校卒業後モデルを目指し上京をするが、なかなか芸能で食べていく事に不安を感じる日々。
そこで当時、アルバイトで働いていた雑貨屋にてインテリアの楽しさを学ぶ。
そこから本格的にインテリア業界に転職。家具インテリアショップ、空間デザイン事務所、ハウスメーカーなど
空間規模を大きく捉えるようになり、サラリーマン時代には多岐にわたり様々な経験をさせてもらいました。
住宅インテリア・リノベーション・商業施設やオフィス空間まで依頼を受けるにあたり、当たり前だが
全て初めての経験があり失敗も沢山してきましたが、周りの方々がいつも助けてくれた。
それが今は大切な財産になっている。今度は自分の経験や苦労を若者に伝え広めていけたらとインテリアスタイリング協会を設立。

仕事へのこだわり

仕事への拘りは楽しむこと。好きなこと。挑戦すること。勿論、辛いなと思うことの方が多いけどその分喜びや達成感が大きい。
アルバイト時代・サラリーマン時代も自分なりで良いので全力を尽くす。時間を忘れるぐらい。手を抜くのが難しくなるぐらい。
いつか「自分」という名刺に変えられるまで。そして日々勉強。自分の場合、借金して海外に行ったり感性・経験にはお金はいとまない。
あとは人を大切に感謝をすること。そして行動として、しっかり返すこと。約束を守ること。
返す方法は沢山あるけどその時の自分に出来ることで良いと思う。缶コーヒー1つで良いと思う。呑みに行くのも良いと思う。
出会いは仕事でも自分にとっては友人になり親友になることだってよくある事だ。
全ての仕事は人の手によって人のために作られている。そして1つのプロジェクトとっても沢山の人が関わってくる。
決して一人で成す事は難しく、人に頼まれ、人に助けられ初めて仕事が成立する。
初心忘れず続けていく事、自分に依頼をしてくれることにしっかり感謝し、クライアントの成功が自分の成功に繋がる。

若者へのメッセージ

人には絶対に良いとき悪い時がある。そしてモチベーションの波やコンプレックスも。
ただそれは人其々、誰にでもあるもので自分だけではないと時間はかかっても、遠回りをしても絶対諦めてはいけない。
コンプレックスも逆にモチベーションに変えたら良い。あとは挑戦する気持ちに誠実・素直・元気、この3本。
初めての仕事はいつも不安が付き纏い眠れない事も多々あったが、終わってしまえば大きな達成感・財産・経験となる。
そして1つのフェーズをクリアすると不思議と次のフェーズの仕事に自然と変わってくる。
凄い人は沢山いるし無い物を数えていても一つの人生では事足りず、自分の得意なことをしっかり見極めていこう。
人生では沢山の選択が今につながっている。その選択を嫌な方に進んでみる勇気、難しいと思う方を選ぶようにしよう。
挑戦を続けることでいつか自分の財産となっていくだろう。そして自分を信じて。