株式会社South Sail 代表取締役

大西南帆

Naho Onishi

当たって砕けよ

大西南帆

略歴

西南学院大学外国語学科英語専攻卒業。在学中にOklahoma Baptist Unversityへ交換留学。新卒で旅行商社に勤務。マレーシアで1ヶ月勤務した後、ロイヤルカリビアンクルーズにて通訳経験を積む。カンボジアでの学校建設ボランティアに参加し、「本気でやりたいことのために生きる大切さ」に気づき、英会話事業を通し独立。
自身が十数年かけて蓄積した英語学習法と海外経験から「3ヶ月でペラペラレッスン」を構築。「受験英語」ではなく「国境を越えるツール」としての英会話を指導。開校から6年で指導した生徒はのべ1500人。ハリウッドの映画監督や欧州サッカーチーム「レアル・マドリード」のコーチなど通訳経験も多数。
著書に『英語は「3歳児の話しかた」で覚えなさい』(徳間書店)。

現在の仕事についた経緯

旅行商社勤務中、激務に追われ終電で帰ることも増え、職場で泣くこともありました。何のために働いているのかがわからなくなった時、カンボジアでの学校建設ボランティアへ参加するために有休を取りました。
そこで出会った恵まれない子供達のおかげで「自分のやりたいこと」で世界へ貢献していこうと決意。その時できる私の世界協力が大好きな英語を人に教えることでした。
帰国後1週間で退職の意を伝え、1ヶ月後退職。貯金も人脈もない中で独立しました。

仕事へのこだわり

情熱と使命を忘れず、進化し続けること。

前職で働く先輩方には申し訳ないですが、仕事にかける情熱や使命を持つ人たちが少なかったです。私はやるからには本気で取り組みたいと思い、新人時代に「何でこの会社で働いてるんですか?」と先輩方に聞くも、異口同音で「お金のため、生活のため。」と答える方ばかりでした。そのときに若干、失望したのを覚えています。

独立後は「自分が使命溢れることで仕事をする」と決めていたので、独立と同時に自分の使命を決めました。それが「英語は国境を越える。」でした。英語を通して自分の枠も国境も越えていける人を生み出す。それを今も大切にしながら仕事をしています。
そのため、教えるときは英語だけではなく、その国の文化的背景や自身の経験を通して指導しています。例えば「"How are you?"はなんのために言うと思う?」など。
卒業生の方々は、弊社のレッスンを受けた後、「英語に対する壁がなくなった」「英語ってこんなに簡単だったんだ」と英語に対する概念が変わり、海外移住や留学など、自ら国境を越えていく方が続出しています。
「南帆さんのおかげ、ビオンダーズのおかげで人生が変わりました!」と言われる時は心が震えるほど嬉しいです。

また、ビオンダーズは常に進化するよう心がけています。そのため、卒業生からのご感想を必ずいただくようにしており、それをカリキュラムの中に新たに加えたり、工夫したりすることを忘れないようにしています。
今ある毎日の外国人とのビデオ電話も生徒さんの声から誕生したものです。生徒様と共にビオンダーズも成長していきたいと考えています。

英会話スクールを経営していて言うのは野暮かもしれませんが(笑)、英会話スクールはずっと通い続けるものではないと思っています。
英語を学ぶからには、それを使って「自らの足」で羽ばたいていってほしい。
そして一人でも多くの人と国境を越えて繋がって欲しい。
それが世界平和にも繋がると信じています。

以上が私の仕事にかける思いとこだわりです。

若者へのメッセージ

You can do anything you WANT!

これは私が大学時代にアメリカ人の先生から頂いた言葉で、日頃から生徒さんにも、教育実習の時の高校生にも伝えている言葉です。
「あなたはなんだってできる、あなたの望むことならなんでも」
まずは自分が何をしたいのか?何が欲しいのか?それを追求し、その道へ進んでみることから全てが始まると思います。

よく「自分は何がしたいかわからない。」という方がいらっしゃいます。
それは、日頃から自分が何をしたいのか?何が好きなのか?をあまり考えていないからだと思います。そして自分の直感や感性を信じる力が少ないからなのかもしれません。
直感や感性というのは自分の内なる声である可能性が高いと私は考えています。
例えば、鳥肌が立つ時というのは、自分の体が感覚的にメッセージを伝えてくれていると信じています。

なので、まずは若いうちから「自分との対話」を忘れずにいることです。
私は大学時代からよくBook cafeに行き、本を読みながら自分のことを探求していました。
それがあってか、この人生で私は何を成し遂げたいのか?が大体明確です。
そしてその通りになってきています。
一度思い、特に書いたこと、人に話したことは、実現していきます。

だからこそ、まずは日頃から「考える」こと。そして一度描いた夢は諦めないこと。
そうすることできっとこの人生は後悔なく最高のものになると信じています。
ワクワクした人生を切り開けます。
あなたもきっとできます。
Go Beyond Borders.