ルートエフ・データム株式会社 代表取締役

大庫 直樹

Naoki Ohgo

プロフェッショナリズム

大庫 直樹

略歴

1962年東京・堀切菖蒲園⽣まれ。1985年東京⼤学理学部数学科卒。同年、マッキンゼー・ アンド・カンパニーに⼊社。東京、ストックホルム、ソウル・オフィスでコンサルティングに従事し、1999年パートナーに選出。
以後、東京オフィス・リテール バンキング・プラクティスのリーダーとして銀⾏、ノンバンクなどあらゆる⾦融機関の経営改⾰に携わる。
2005年GEに転じ、2008年に独⽴。ルートエフ株式会社を設⽴し代表取締役に就任。
2017年ルートエフ・データム株式会社を設⽴し、代表取締役に就任。データサイエンス分野に進出する。
⼤阪府・市特別参与、⾦融庁参与などを経て、現在は、同志社⼤学⾮常勤講師、⾦融庁⾦融研究センター顧問、広島県特別参与を務める。

現在の仕事についた経緯

東京都葛飾区に⽣まれ、幼稚園の頃から絵を描くことが⼤好きな少年でした。⼩学校に⼊学すると、算数に興味を持ち始めました。算数は新しいものを作り上げる楽しさがありました。また、新たな発⾒が沢⼭あり、楽しく授業を受けていました。特に進学塾のある先⽣の授業はとても⾯⽩く、その先⽣の授業がきっかけで、ますます算数が好きになっていきました。

そんな当時の将来の夢は、数学者になることでした。祖⽗が経営者だったこともあり、⾃分も何かを作り上げていきたいと、強く思うようになりました。ただ、数学の世界は⾮常に厳しく、⼤学⽣になると天才が周りに何⼈もいました。彼らと私では、そもそもの⽬線の鋭さが違うということを思い知らされ、何か数学とは違う分野で⼀流を⽬指そうと決めたのでした。

⼤学を卒業後、とりあえず180度違うことをやってみようと決意し、マッキンゼーに⼊社しました。コンサルティングという分野であれば、私にできるかもしれないと考えたからです。しかし⼊社後すぐに、⾃分は基本的なコミュニケーションができていないと気づかされました。当時は、相⼿が何を使いたいのかを汲み取ることができませんでした。
そんな時、上司から⼯場研修を命じられ、半年間⼯場で働くことになりました。同世代の⽅や、全く違う環境で働いてこられた⽅と⼀緒に仕事をしていく中で、⼈と話すこと、接することとはこういうことなんだと学びました。また、誰もやらないような分析の仕事を地道に1つ1つやった結果が周囲の⽅々に⼤変喜ばれました。
その頃から、相⼿を理解して提案し喜んでもらうことこそが仕事、そう実感するようになり、コンサルタントとしての今に⾄ります。

仕事へのこだわり

マッキンゼー所属当時からこだわっていることは、クライアントに感謝されるような仕事をするということです。
これこそが⼀流の証だと信じています。仕事は、⾃分⾃⾝の修練の場ではありません。
どんなことがあってもクライアントに向き合い続けなければ、⼀瞬で信⽤を失います。仕事をしている以上、クライアントからの期待以上の付加価値を提供しなければなりません。
頭が良い悪いももちろん⼤事ですが、何よりも⼈間性が重要だと考えます。クライアントに尽くし、苦しみながらもクライアントと⼆⼈三脚で歩んでいくことを⼤切にしています。

若者へのメッセージ

ルートエフ・データムは、「⼀流のプロフェッショナルになりたい」と思う⽅が活躍できる場所です。
クライアントの問題を解決したいと本気で思っている⽅々に集まっていただきたいと思っています。
若者の皆さんは、常に成⻑をめざさなければなりません。厳しく困難な道のりではありますが、⼀流のプロフェッショナルとしてキャリアを歩みたいと思う⽅、ぜひ私たちと⼀緒に頑張りましょう!