合同会社やさしい代表

野田 直裕

Naohiro Noda

継続は力なり

野田 直裕

略歴

法政大学経済学部卒業。新卒で某中堅アパレル会社に入社、東京の百貨店中心に営業を3年間経験。その後、父親の会社でテキスタイルデザイナーとして勤務後、不動産管理業界に転身、団地の管理業務を行うとともに、NPOで民間マンションの管理コンサルタントとして活動。ライフサイクルコストの適正化を進める。
空き家再生事業をしている時、障がい者の住まい不足という社会問題を目のあたりにする。
その問題を解決するため、障がい者グループホーム事業を始める。

現在の仕事についた経緯

公団住宅の管理の仕事をしていた頃、色々な地域をまわっていました。そこで、住民の高齢化によって空き家が増え、次々に壊されていくのを目のあたりにして「もったいない」「なんとか活用できないか」という思いをずっと抱いていました。家というハードの部分もそうですが、その家の思い出や歴史、つながりを残すことも社会貢献になると考えていました。

また、父親が服地のデザインを企画する会社をやっていて、その後ろ姿を見ていたため
小さい頃から、いつか、小さくてもいいから自分で会社をやってみたいという気持ちを持っていました。父親が47才で起業した、遅咲きの経営者だったので、自分も49才になった時、会社をおこすなら、これがラストチャンスだと感じていました。

仕事へのこだわり

古い家には新築にない、歴史があります。その歴史がつまった家をリフォームすることで
ぬくもりのある、心やすらぐ空間が出来上がります。
そのあたたかな空間の中で、心が傷ついてしまった方々に、そっと寄り添いながら支援をしています。

若者へのメッセージ

様々な価値観がある世の中で、知りたいこと、興味のあることを年代や性別に関係なく、素直に教えてもらう気持ちをいつまでも持ち続けて欲しいです。
また自分が教えれることは、教えることで、知識の好循環が生まれると思います。
自分にとって価値ある場所で生き生きと活躍して欲しいと願っています。