株式会社GYANfinity代表取締役

中嶋大育地

Daichi Nakashima

過去の非常識が今の常識 今の非常識が未来の常識

中嶋大育地

略歴

熊本学園大学商学部卒業。
新卒で熊本の某大手不動産会社に入社、賃貸事業部に所属し入社3年目で店長代理を経験し、4年目で店長(政令使用人)に昇進、以後3年間同役職を全うする。
2019年4月15日独立し、住宅総合リフォーム業の会社を設立。
翌年2020年1月に新事業としてレジンテーブルの制作・販売事業を開始。

現在の仕事についた経緯

前職時代、賃貸店舗の店長を努めていたある日、ふと一つの疑問が浮かびました。
この数年年間、私は人としてどのくらい成長したのだろう。そしてまた、この同じ環境でこれから5年後、10年後、20年後、私はどのくらい人として成長しているのだろうか。
何かが足りない。人生を賭けてもっと冒険をしたい。
小さな疑問から、このような感情が生まれたのでした。

前職の勤め先は、働きやすい環境も整っており、人間関係も皆良好で、本当に良い会社でした。
しかし、私の中に芽生えた、もっと広い世界を見てみたい。自身の実力がどこまで通用するのか、もっと自分を試して見たい。という願望が勝り、独立、起業するに至りました。

仕事へのこだわり

昔の非常識が今の常識。今の非常識が未来の常識。

この言葉は私が仕事を行う上で最も重要にしている言葉の一つです。色んなものを手に取り、吟味し、あらゆることにチャレンジし、挑み続けることを忘れません。
昔は非常識だったことでも、今の時代では常識になっている事が多々あります。
皆さん、ご飯を食べるとき何で食べますか?もちろん、お箸、ですよね?
遠い昔、手で直接食べ物を口に運んでいた頃、それは下品で食の神様に失礼だと考える人が出てきました。しかし、当時は棒2本で食事をするなど、効率が悪い、面倒だ、非常識だと考える人がほとんどだったでしょう。しかし、それはいろんな過程と歴史を経て、今では常識となっています。
このように、当時ではあり得なかった少数派の行動も、今では大多数の人間が常識として、そして文化として何の意識もせずに行っていることだってあるのです。
私はどんなに周りから罵声を浴びせられようと、非難されようと、それが自分が信じたヒト、モノ、コトであれば、貫き、必ず成功させます。たとえそれが今は非常識なことであろうと、未来ではそれが常識になっていると信じることが出来れば、他人の声を一切気にすることなく、自分の行っていることに自信を持ち、成功まで貫き通すことも容易だと考えます。

信じるな。疑うな。確かめろ。

これは前職の会長からいただいたお言葉で、今の私の仕事に対する考え方を構築した、大切な言葉です。何事もまず信じるのではなく、疑うのでもなく、自分の手に取って、自分の目で確かめる。仕事をしていると、大事な判断をしなければならない場面が多々あります。そんな時私は、人から聞いた情報や状況、知識ではなく、実際に自分が足を運び、耳を傾け、自分の目で見て確認し、判断します。

若者へのメッセージ

人生を歩んで行く中で一番恥ずかしいことは何だと思いますか?
貯金がないこと。収入が低こと。彼氏・彼女がいないこと。友達が少ないこと。優柔不断なこと。自分にコンプレックスがあること。

違います。

それは「自分の知らないもの、知らないままを否定すること」です。
一般常識やこれまでの経験、知識で安易に推測し、やったことのない事、触れたことの無い物、関わったことの無い人、様々なヒト、モノ、コトを、やる前から、触れる前から、関わる前から否定する方がたくさんいらっしゃいます。心当たりはありませんか?私はそれが一番恥じるべきことだと思っています。
否定をするのは悪いことではありません。遠くからではなく、ちゃんと自分の手に取って、自分の目で確認し、判断てください。

何かに直面した時に、まず考えなければならないのは、出来るか出来ないかではなく、やるかやらないか。です。出来るからやる、出来ないからやらないではありません。
あーだこーだ理由を付け、やらずに諦めればそれは後悔。やってダメだったならばそれは経験。恥ずかしいことではありません。やらなければ見えない世界がたくさんあります。
よく「失敗は成功のもと」と言いますが、これは成功して初めて失敗が成功のもとになるのです。同じ失敗を繰り返し、失敗し続けるのであれば、当然ですがそれはただの失敗です。

この世で唯一平等なことは、皆1日24時間だと言うこと。人生一度きりです。
まずは色んな事にチャレンジをする事。そしてチャレンジするだけでなく、一つの経験からたくさんのことを学び、吸収し、自分を大きくする糧にしましょう。