そとCFO公認会計士

村瀬 功

Isao Murase

日本のアウトドアレジャーを元気にする

村瀬 功

略歴

公認会計士として監査法人・会計コンサルティング会社で計11年実績を積んだ後、国内最大手スキー場運営会社に経理・IPO実務責任者として参画しIPOへ向けて邁進。ところが50年に1度と言われた大暖冬に見舞われ、一転して危機的状況を迎える。スポンサーから大型資金調達を行い難局を乗り越えた後、CFOとして会社の再建を支えた。その後国内大手合宿施設運営会社及び子会社の国内最大手キャンプ場運営会社のCFOを務め企業成長を推進した。
2021年「社外CFO」として独立。企業経営をファイナンス・コーポレート面からバックアップし、社長のよき参謀・相談相手となっている。成長企業の財務マネジメント・資金調達・IPO準備の要諦を一気通貫で分かりやすく伝え、ともに手を動かし伴走するスタイルは、CFO経験者ならではと高い評価を受けている。
「豊かな自然の中での非日常体験が人生を豊かにする」と価値を信じ、アウトドアビジネスの健全な発展に寄与することが自らの使命と感じている。

現在の仕事についた経緯

監査法人・コンサルティング会社で公認会計士として経験を積んだ後、その知識・経験を活かしてファイナンス面を中心に企業経営に携わりたいという思いでアウトドアビジネスベンチャー企業のCFO(最高財務責任者)を2社経験しました。
そして現在はCFOの経験を活かしてより多くの企業を支援するために独立しました。社内にCFOが居ない中小・ベンチャー企業に対して会社の外からCFOの機能を担う社外CFOサービスを、アウトドアビジネス専門で行っております。「日本のアウトドアレジャーを元気にし、心豊かな生活の創造に貢献する」ことをミッションに掲げ、「そとビジネスをそとから支えるプロフェッショナル」になることを目指しております。「豊かな自然の中での非日常体験が人生を豊かにする」と価値を信じているからこそ、アウトドアビジネスに特化して支援しております。

仕事へのこだわり

私はこれまで、成果を出すことにコミットして全力を尽くすことを継続してきました。今から振り返ると、これはビジネス人生が始まる前に受験勉強で身につけたものです。結果を出すために自らの向上のために飽くなき努力を続け、試験本番はここ一番の集中力で最後の1秒まで1点でも多く取りに行く、その姿勢は仕事のスタイルも同じですね。

自責思考であることも重要です。仕事をしていく中で、うまくいかない、思ったとおりにいかないことは多くありますが、人のせいにせず、自分が変える気概を持ち、粘り強く取り組むこと、そうやって地道にパフォーマンスを発揮することを繰り返すことで他者からの信頼を得るものと考えています。このように誠実さと公平性をもって他者に接し、周りへの感謝を忘れずGIVEを蓄積することで結果的にTAKEに繋がる。GIVE&GIVE&TAKE&TAKEの精神です。

もともと公認会計士は企業の監査をして不適切な場合は不適切と表明する仕事ということもあり、間違ったものは間違っていると言う、自分の信念に従って生きるということも、自分のポリシーであります。無用な遠慮をしないということは自分にとってストレスを抱えないためのスタイルとして重要だと思います。

若者へのメッセージ

私が持っている公認会計士という資格は難関資格の1つとして世間に認知頂いていますが、実は日本に公認会計士は3万人以上居るのです。そのため公認会計士という資格を持っているだけでは独自性を打ち出せないと考えています。
この点私は、ベンチャー企業CFOの経験とアウトドアへの思いを掛け合わせることにより、「公認会計士×ベンチャー企業CFO×アウトドアビジネス」という独自性を打ち出し、尖ったポジショニングをとっています。「日本で唯一のアウトドアビジネスに特化した社外CFO」というキャッチコピーを打ち出しています。

是非みなさんも自分の得意分野を伸ばし、オリジナリティを磨く努力を継続されてください。「100人に1人」の希少性を有する知識・経験を複数もつことにより、「100人に1人× 100人に1人」で、「10,000人に1人」の存在になることができます。

地力を蓄えるために誠実に自責思考で全力を尽くすことを継続していきましょう。努力する姿を周りはしっかり見てくれます。きっと様々な出会いやチャンスが訪れることでしょう。よい行いを続けていると運を引き寄せ、そしてつかむことができます。可能性は無限です。楽しみですね。