株式会社Evoressio 代表取締役社長

村丘寛和

Hirokazu Muraoka

Be gentlemen. Be ambitious.

村丘寛和

略歴

慶應大学医学部卒業。
市中病院、大学病院で研修を行い内科系専門医を取得する傍ら、大学院で基礎医学研究に従事し医学博士を取得。
その後、次世代型医療システムの構築を目指し、CLINIC FORグループを創業。
あわせて株式会社Evoressioを創立し、社会課題をユニークなアプローチから解決するベンチャーサービスに挑む。

現在の仕事についた経緯

医師として数多くの疾患の診療に従事する中で、「病気になってしまう前の“未病”の段階に、もっと効果的にコミットできる、うまい仕組みはないものか」ということを考えるようになりました。
これまでにあった解決策は、せいぜいメディアなどでの啓発活動など、「正しいとわかっちゃいるけど、相手にされない」という性質のものばかりでした。
ここに、「チアアップ」という概念を活用したら面白いのではないかと思いついたのが創業のきっかけです。

仕事へのこだわり

「やるべきことはきちんと最後までやる」といったことを意識してやってきました。
勉強でも仕事でも同じですが、多くの人が「不完全なまま、投げ出す」ということをしてしまいがちです。
私は、最終的な結果が好ましいものであろうとなかろうと、必ず「形にする」ということまでは完遂するように心がけてきました。失敗に終わるプロジェクトでも、うやむやな自然消滅などには決してせず、必ず「折り目正しく、畳んで終わる」ということをします。
そういった仕事ぶりや姿勢は、必ずどこかで評価されているものだと思います。

若者へのメッセージ

いまの時代は、めまぐるしく情勢や環境が変わり、ビジネスのスピードもどんどん増しています。
そんな中で自分を見失わないためには、「堅牢な基礎体力」の部分と「時代にあわせたキャッチーなスキル」の部分を、自分の意識の中で正しく分類し、どちらもバランスよく身に着けていくことが必要だと思います。前者ばかりでは「頭でっかち」になるし、後者ばかりでは「中身のない意識高い系」になります。
時間が豊富にある若い頃にこそ、思う存分時間を使って研鑽を積みつつ、チャレンジをしてもらいたいと思います。