村上産業株式会社 代表取締役

村上 健

Ken Murakami

何事にも挑戦してみる

村上 健

略歴

1982年、熊本県生まれ。高校卒業までを地元で過ごし、東京の専門学校を卒業、2005年に家業に入る。
2015年に代表者に就任。現在、会社は創業から110年になる。
家業は熊本県の八代市という場所にあり地域の地場産業であったイグサという植物に携わる仕事をしていた。
家業に入り仕事をしていく中で、地域が元々かかえていた問題の改善や地域産業の発展にいかに貢献できるか?と考え始める。オーストラリアへの留学や自社で開発した製品がハリウッド映画の撮影シーンに使用されるなど既存の事業以外の様々な新しい分野にも取り組んでいる。

現在の仕事についた経緯

デザインやファッションの分野に興味があり東京に進学していましたが、家業が元々運営していた会社以外の別会社も運営することになり、熊本県に帰省し、今に至ります。

仕事へのこだわり

会社が進む方向性や仕事の内容はより多くの分野に進出できるよう取り組んでいきたいですが、それに携わる人々や世の中に対して責任の持てる考えで進みたいです。
そのうえで独自のオリジナリティーを加えられるようになると良いと思います。
現在は、地方創生などの考え方も広がってきており、都市=有利、地方=不利といった価値観も変わりつつあるのではないかと考えています。変化が激しく厳しい時代ですが、変化と同時に出てくるチャンスにうまく対応できるような会社になっていくべきだと思います。
現代は、グローバル化やコンピューターの進化などが物凄い勢いで進んでいるようです。
今の仕事の進め方の延長線上だけにとらわれない、柔軟な発想も身につけていきたいです。

若者へのメッセージ

様々な仕事を経験したり、様々な場所に行ってみたりしながら、そこで得たものを将来の仕事に生かしたり、何かを生み出したりできるようになる事は良いと思います。しかし、嫌な事から逃れたい為の転職などはよくないのではないでしょうか。
人とのつながりを大切にできる人になれると素晴らしいと思います。