株式会社イーズ・インターナショナル 代表取締役
宮本洋子
Hiroko Miyamoto現在の仕事についた経緯
小学校6年生ぐらいから急に太りだし、中学生の頃は86キロぐらいありました。当時はダイエットをして痩せるというよりは、大人になったら自然に痩せるみたいな風潮で、やはり太っているということは、すごくイジメの対象にもなりました。コンプレックスだらけで、就職も男性がいないところに就職しようかなと思っていた時に、エステティックの雑誌を見てエステティシャンが女神のように見えました。「この人になりたい」と思ったのと、「自分自身のようにコンプレックスを抱く女性をなくすことができればいいな」と思ったのが、この職業に就いた理由です。
当時は、起業しないと勤めることができないぐらい、エステが少なく、そのため起業したのですが、すぐに壁にぶつかりました。疑問を解決するために聴講生として姉と一緒にフランスに行ったことが転機となり、様々な試行錯誤をし、現在では23店舗のサロンを経営しています。
当時は、起業しないと勤めることができないぐらい、エステが少なく、そのため起業したのですが、すぐに壁にぶつかりました。疑問を解決するために聴講生として姉と一緒にフランスに行ったことが転機となり、様々な試行錯誤をし、現在では23店舗のサロンを経営しています。
仕事へのこだわりと目標
「顧客の利益を追求し進化する経営」が私達の行動指針です。顧客の利益=結果ということなので、エステティシャンとして、“結果のために常に改善する”ということを意識してもらうようにしています。現在より進化するのは当たり前のことなので、“さらに進化する”ということをスタッフに要求しています。機械も揃っていますし、それらをコントロールする知識、そしてそれらを生かすためのテクニックは日々研鑽しています。
ずっと一緒にやってきた従業員たちは、戦友というより同志であり、若い世代は20代になると孫みたいになってくるので、この子たちは私にとって子孫ですね(笑)。この子孫に何を残して何を与えてあげられるかなと思っています。
また、エステをもっと手軽にしたいという思いがあります。30代がやはり一番衰える時期で、その衰える時期に何らかの手入れをすると40〜50代が全然違うんですよね。だからこの大変な時期に手軽にエステを受け入れられるようにしたいという思いが強いです。
私は本当は目標を持ちたくないタイプです。よく3カ年計画や5カ年計画と言いますよね。夢があっても何かに縛られることがすごく嫌なタイプだったのですが、今はお客様とエステティシャンの壁を無くしたいと考えています。
例えば、今年からはスタッフの研修にお客様も参加できるようにしています。そういうことを取り入れてもっとお客様に弊社のことを知っていただきたいですし、私たちもお客様のことをもっと知りたいので、どんどん壁を無くしていきたいなと思っています。
ずっと一緒にやってきた従業員たちは、戦友というより同志であり、若い世代は20代になると孫みたいになってくるので、この子たちは私にとって子孫ですね(笑)。この子孫に何を残して何を与えてあげられるかなと思っています。
また、エステをもっと手軽にしたいという思いがあります。30代がやはり一番衰える時期で、その衰える時期に何らかの手入れをすると40〜50代が全然違うんですよね。だからこの大変な時期に手軽にエステを受け入れられるようにしたいという思いが強いです。
私は本当は目標を持ちたくないタイプです。よく3カ年計画や5カ年計画と言いますよね。夢があっても何かに縛られることがすごく嫌なタイプだったのですが、今はお客様とエステティシャンの壁を無くしたいと考えています。
例えば、今年からはスタッフの研修にお客様も参加できるようにしています。そういうことを取り入れてもっとお客様に弊社のことを知っていただきたいですし、私たちもお客様のことをもっと知りたいので、どんどん壁を無くしていきたいなと思っています。
若者へのメッセージ
若い世代にはたくさんの失敗をして欲しいと思います。失敗することはすごく嫌なことだとは思うのですが、立ち止まって振り返った時に、20代の8割は上手くいかなくても、成功が2割あれば良い方です。
私は、失敗が嫌で腹が立ったり、悔しかったり、落ち込んだり、辞めたかったりなど色々ありましたが、技術が好きだから辞めませんでした。
30代になってくると、人の世話ばかりで自分のことは後回しになってきます。「私は人のために生きているのか」と思ったことも沢山ありましたが、そうした不満のあった8割が、50代になってきてとても役に立ちます。なので、上手くいかなかった8割は必ず返ってくることを覚えておいてください。
沢山の失敗をして、腹が立ったり泣いたりすることはとても良いことです。親御さんや学校も、失敗しない子を育てようとしていていますが、私は失敗しても笑う子を育てたいですね。
私は、失敗が嫌で腹が立ったり、悔しかったり、落ち込んだり、辞めたかったりなど色々ありましたが、技術が好きだから辞めませんでした。
30代になってくると、人の世話ばかりで自分のことは後回しになってきます。「私は人のために生きているのか」と思ったことも沢山ありましたが、そうした不満のあった8割が、50代になってきてとても役に立ちます。なので、上手くいかなかった8割は必ず返ってくることを覚えておいてください。
沢山の失敗をして、腹が立ったり泣いたりすることはとても良いことです。親御さんや学校も、失敗しない子を育てようとしていていますが、私は失敗しても笑う子を育てたいですね。