小さい頃からパソコンに触れていて、高校卒業後にSEになりました。
ITはまだまだ未発達の時代でしたが、いつか時代の流れが来ることは確信していました。
それから数年間、当時盛んだったイベントビジネスについて学んだり、家電量販店で通信サービスの販売を経験したりしました。
通信の波は来ていましたが「インターネットの普及がまだまだ進んでいない」と肌で感じたのはその頃ですね。
それならインターネットを普及する仕事をした方が効率が良いだろうと、2006年に弊社を立ち上げました。

目標はあくまで自分軸で考えることです。
目標に他社を据えてしまうと、どうしてもそのレベルに合わせてしまうので、可能性が限られてしまうと思います。それよりも自分が立てた目標をどれだけクリアできているか、その一点にこだわって仕事をするようにしています。
また、私が事業を運営する上で根底にあるのは社会貢献の心です。
ただ利益を上げるだけでなく、ITを通じて社会貢献できるような仕組みを作れたらと思っています。

総合的に右肩下がりの現状ですが、新しいビジネスの可能性も感じています。
世界的に苦境を迎えている今こそ、諸外国と課題を共有して、世界的に通用するビジネスが生み出せるのではないかと思うのです。
たとえば、エンジニアの人材不足が叫ばれる一方で、地方在住のエンジニアは良い仕事を獲得しにくいという問題があります。しかし、テレワークが常識になりつつある今の時代なら、地方からでも、世界からでも、優秀なエンジニアを集めて遠隔で仕事ができるのではないかと思います。
セキュリティ面などの課題はありますが、なんとかクリアして実現させたいものです。