ヒューマンフロント研究所 代表
前川隆昭
Takaaki Maekawa略歴
1955年12月大阪生まれ。1981年京都大学大学院工学研究科修了後、三菱電機株式会社入社。研究所・神戸製作所・米シリコンバレー研究部門・本社技術管理部門など複数の地域・部門にて、主として社会インフラ系ソフトウェア開発に携わり、プロジェクトリーダー・技術部長・海外事務所長などを歴任。
特に神戸製作所時代には、阪神淡路大震災発生後の混乱の中「7つの習慣®」のマインドを学び、チームをまとめて電力会社向け大規模発電制御システムを納期通り開発。これらの経験を活かして2011年から、人事部人材開発センターにて情報系人材育成の責任者を拝命。研修企画・講座運営から講師まで幅広く担当。
「システム開発」「プロジェクトマネジメント」「7つの習慣®」などをテーマに、ソフトウェア技術リーダーをはじめ新入社員から管理職まで述べ3000名を超える人材を育成。この間、業界団体(JEITA)や政府系委員会(IPA主催 IT人材白書検討委員会)の委員に相次いで就任。会社を代表して日本のIT・ソフトウェア分野への提言を行う。特にJEITAではIT人材育成WGの主査を務める。
退職後2021年1月18日に人材コンサルティング事務所「ヒューマンフロント研究所」設立。IT人材のリーダー育成に悩む企業に向けて「ITリーダー育成」のソリューションを提供する。国家資格キャリアコンサルタント、日本プロフェッショナル講師協会認定講師、大阪府立大学高度人材育成センター・アドバイザー、関西学院大学非常勤講師、「7つの習慣®」社内ファシリテーター、日本プロカウンセラー協会認定2級心理カウンセラー。
特に神戸製作所時代には、阪神淡路大震災発生後の混乱の中「7つの習慣®」のマインドを学び、チームをまとめて電力会社向け大規模発電制御システムを納期通り開発。これらの経験を活かして2011年から、人事部人材開発センターにて情報系人材育成の責任者を拝命。研修企画・講座運営から講師まで幅広く担当。
「システム開発」「プロジェクトマネジメント」「7つの習慣®」などをテーマに、ソフトウェア技術リーダーをはじめ新入社員から管理職まで述べ3000名を超える人材を育成。この間、業界団体(JEITA)や政府系委員会(IPA主催 IT人材白書検討委員会)の委員に相次いで就任。会社を代表して日本のIT・ソフトウェア分野への提言を行う。特にJEITAではIT人材育成WGの主査を務める。
退職後2021年1月18日に人材コンサルティング事務所「ヒューマンフロント研究所」設立。IT人材のリーダー育成に悩む企業に向けて「ITリーダー育成」のソリューションを提供する。国家資格キャリアコンサルタント、日本プロフェッショナル講師協会認定講師、大阪府立大学高度人材育成センター・アドバイザー、関西学院大学非常勤講師、「7つの習慣®」社内ファシリテーター、日本プロカウンセラー協会認定2級心理カウンセラー。
現在の仕事についた経緯
元々ソフトウェア技術者として、仕事を通じてソフトウェア工学やプロジェクトマネジメント技術を習得しました。阪神淡路大震災に遭遇したときに「7つの習慣®」に出会い、原則中心の生き方を学びました。
これらの経験を活かして、2011年から情報系人材開発の責任者を務めました。会社を65歳の定年で退職しましたが、まだ元気であり、2021年1月に人材育成コンサリティングの個人事務所を開業しました。
人材育成のプロとして、主としてIT関連企業に人材育成や能力開発のコンサルティングを実施しています。また、企業研修講師として、これまでの経験や育んだ知見に基づくリーダーシップやマネジメントなどの企業研修を、若手ITエンジニアから技術管理職に伝えています。
これらの経験を活かして、2011年から情報系人材開発の責任者を務めました。会社を65歳の定年で退職しましたが、まだ元気であり、2021年1月に人材育成コンサリティングの個人事務所を開業しました。
人材育成のプロとして、主としてIT関連企業に人材育成や能力開発のコンサルティングを実施しています。また、企業研修講師として、これまでの経験や育んだ知見に基づくリーダーシップやマネジメントなどの企業研修を、若手ITエンジニアから技術管理職に伝えています。
仕事へのこだわり
大学では主として医療用の画像処理やデータ解析に関わる研究を行ってきました。その共同研究を行っていたのが三菱電機で、同社で医療用システムの新製品開発に携わるため入社しました。その事業は残念ながら縮小されましたが、その後もソフトウェア関連のシステム開発に関わり、主として社会インフラ関連のシステム開発に従事しました。2002-2003年に米国シリコンバレーにも駐在し、最先端のソフトウェア技術開発やベンチャー企業との連携も経験しました。その後、本社の技術管理部門で事業部門の技術行政に携わったり、生産システム本部で全社のソフトウェア技術の品質や生産性向上活動を推進したりしてきました。
以上のように一環してソフトウェア技術開発やITを応用したシステム開発・事業開発を行ってきました。長年、ITやソフトウェア技術に関わってきたことから、この分野へのこだわりは強いです。そして、会社人生の最後に情報系の人材育成に携わり、人材育成が自分自身が本来やりたかったことであると気付きました。
そこで、人材育成のコンサル事務所を開業しましたが、日本のITエンジニアの地位は米国のようには高くないのが現状です。日本でも、米国のようにITエンジニアがあこがれの職業として尊敬の的になってほしいと願っています。そのため、これまでの40年に及ぶ会社生活で培ったIT・ソフトウェア技術、「7つの習慣®」で学んだ原則中心のマインド、社会インフラ系システム開発の現場経験を、特に中堅のIT技術リーダーや管理職に伝えたいと思っています。そこで、[技術]×[マインド]×[現場主義]の3本柱の研修を通して、チームをまとめて成果を出す「人格」と「スキル」の両方を備えた「技術リーダー」の育成を広めたいと考えています。
以上のように一環してソフトウェア技術開発やITを応用したシステム開発・事業開発を行ってきました。長年、ITやソフトウェア技術に関わってきたことから、この分野へのこだわりは強いです。そして、会社人生の最後に情報系の人材育成に携わり、人材育成が自分自身が本来やりたかったことであると気付きました。
そこで、人材育成のコンサル事務所を開業しましたが、日本のITエンジニアの地位は米国のようには高くないのが現状です。日本でも、米国のようにITエンジニアがあこがれの職業として尊敬の的になってほしいと願っています。そのため、これまでの40年に及ぶ会社生活で培ったIT・ソフトウェア技術、「7つの習慣®」で学んだ原則中心のマインド、社会インフラ系システム開発の現場経験を、特に中堅のIT技術リーダーや管理職に伝えたいと思っています。そこで、[技術]×[マインド]×[現場主義]の3本柱の研修を通して、チームをまとめて成果を出す「人格」と「スキル」の両方を備えた「技術リーダー」の育成を広めたいと考えています。
若者へのメッセージ
米国のようにITエンジニアが憧れの職業になるのが私の願いです。若手のITエンジニアの皆さんには、[技術]×[マインド]×[現場主義]の3本柱で、チームを牽引する「支援型技術リーダー」になってほしいと願っています。「技術」については、単にプログラミングだけではなく、システムアーキテクチャを学ぶことも重要です。「マインド」に関しては、「7つの習慣®」や「サーバントリーダーシップ」の考え方を身につけると、自身の人間性を高め利他の精神も育むことができます。さらに、「現場主義」として、学んだことを業務に直接活用できる[学び]→[提言]→[現場での実践]→[成果の振り返り]という「学びの実践サイクル」が有効です。
最近はAI、IoT、クラウド、ビッグデータ、DXなど、ITエンジニアが引っ張りだこです。ともすると、日常の業務に埋没して学びの機会を得ようとしていないかもしれません。しかし、上で挙げた[技術]×[マインド]×[現場主義]の3本柱をもとに正しく学ぶことで、今以上に大きく活用できる場が広がります。私自身もいくつになっても学び続けており、継続して学び続けることを勧めます。
最近はAI、IoT、クラウド、ビッグデータ、DXなど、ITエンジニアが引っ張りだこです。ともすると、日常の業務に埋没して学びの機会を得ようとしていないかもしれません。しかし、上で挙げた[技術]×[マインド]×[現場主義]の3本柱をもとに正しく学ぶことで、今以上に大きく活用できる場が広がります。私自身もいくつになっても学び続けており、継続して学び続けることを勧めます。