レガシープロジェクツ株式会社代表取締役

前田 茂雄

Shigeo Maeda

「少年よ、大志を抱け」

前田 茂雄

略歴

2003年三重大学卒、新卒で神戸本社のITベンチャーに就職。社長のかばん持ちをしビジネスの壁にぶち当たり挫折。その後再起をかけてエン・ジャパン株式会社を経てパーソルキャリア株式会社(旧インテリジェンス)に転職。2015年の地方創生事業の立上げ、ホールディングス向け商材のサービス企画を担当し、内閣府や経産省のワーキンググループに携わる。地方経済の生産性爆上げを果たすべく2020年起業。

現在の仕事についた経緯

2015年から転職サイトを活用して、全国自治体の労政雇用部門に営業をかけ、県下地方企業の採用活動支援事業を起案、企画提案を行う。徐々に実績ができ、自社組織の拡大と外部のパートナー企業が増えていった。HR業界では同業他社は基本的に競合認定され、サービスを提供しあわないなど、同業他社は敵対関係であり、同業連携をすることはほとんど見られない。しかし、地方創生事業においては、人材派遣事業では協同しなくとも、一番の強敵である企業と連携してジョイントベンチャーを行い、共同提案を行ったりなど、新しい世界をみることができた。これまで、法人営業職として企業の採用企画、採用実務支援を執り行ってきたなかで、いろんなサービスやプロダクトを利用し、MIXすることで本当の課題解決ができることを知る。国も自治体も取り組んでいることは間違っていないなかで、自身の問題意識をしっかり事業やサービスに反映することで、勝ち筋のある商売を通じて、社会で価値発揮できるのではないか、と思った。

仕事へのこだわり

・目的を知り、目的のためにひた走ること。
・自分で決める。
・死ぬまで学ぶ、学習し続ける。
・目の前の顧客の課題解決に全力、心血を注ぐ。
・求められるアウトプット、成果をイメージしながら仕事のゴールを想像する。
・業界を良くするには?という視界で自分のキャリアビジョンを考える。
・自分の強みを言語化する。
・コトバ選びは人生を決定づけるほど、インパクトがある(と思う)。
・どんな時も笑顔でい続ける。

若者へのメッセージ

毎年のように災害、天災など、自分の影響力外、努力範疇ではどうにもならないことがあります。わたしは新卒として社会人デビューをする年は結果的に最後の氷河期世代となりました。同級生でストレートに就職した人の就職先と、海外に留学して1年後就職した人とでは就職先の規模が圧倒的に違うなどが起こりました。転職して収入が上がり自信をつけたところでリーマンショックがきました。年収も仕事も大きく変化し、出世のタイミングが遅れました。2020年に起業しました。準備期間を含めて考えた時期には想像もしなかったコロナ禍が世界を不景気にしているようです。でも、今、わたしはとても楽しめています。強がりではなく、自分で選択してきた道、積み重ねてきたことを認めてもらえる状況を自ら作れている。自分で選択できることへの幸福感は代えがたいものです。これからも色々と起こることでしょう。それを追い風にして、大きく羽ばたいていきたいと思っています。一人ひとりがそういった挑戦をしていくことで日本経済はきっと快復すると信じています。共に戦いましょう。