一般社団法人パラダイス・バード 代表理事

小園麻貴

Maki Kozono

その先の笑顔につなぐ

小園麻貴

略歴

法政大学法学部卒。高橋信法律事務所、弁護士法人AITSにて民事訴訟を中心に従事。
その後結婚、自身のパニック障害を機に退職。出産後、株式会社タニタにて企業法務を担当。
2014年から心理カウンセラーとして活動し始め、カウンセリング、オンラインサロン、カウンセラー養成講座、コンサルティングなど活動も多岐に亘るようになり、2019年にカウンセリング活動の一環としてJapan EXPO in Parisにてアマチュアモデルファッションショーにモデル出演。
現在は一般社団法人パラダイス・バード代表理事としてカウンセリングの普及啓発活動に従事している。

【監修】
諒設計アーキテクトラーニング「行動心理カウンセラー」テキスト監修
SARA school JAPAN「行動心理カウンセラー」テキスト監修

現在の仕事についた経緯

法律事務所に勤めながら法政大学に入学、結婚。そして卒業と同時に出産しました。
この間に自身もパニック障害、鬱に悩まされた13年を過ごし、閉鎖病棟に入院するなどの経験をし、幼い子を抱え「この先の人生を惰性で生きなければならない」と諦めかけた時、もう一度自分を見つめ直したく心理を学びカウンセラーとして再スタートいたしました。
現在は、この経験を世の中に役立てたいとの想いから、悩みが重くなる手前にカウンセリングを受ける習慣、文化、環境作りをすることで(パラバヘルプ)、メンタルヘルスをソーシャルスタンダードにすべく活動しています。

仕事へのこだわり

大量生産時代に生まれた私たちは、様々な風潮、教育などにより、ベルトコンベアーに乗ることが美徳とされてきたように思います。
同じことを同じようにする人に価値があり、良い学校を卒業して良い会社に入ることが正しく、そんな「みんな同じ」というものに安心感を得てきたとも言えるかと思います。

では、今はどうなのでしょう。
大量生産で、もう既に「モノ」が溢れることは誰しも理解し、これまでとは違う新たな時代に向かっていることに薄々気づいているのではないでしょうか。
大量生産に価値を見出した時代に生まれ、利便性を享受しながら生きてきた私たちですが、今ここからの未来へ続く新たな時代(価値観)の転換期にいるのではないでしょうか。

こうした利便性の背景に失われたものは「人と人との繋がり」ではないかと考えております。
そして、このような「繋がり」が希薄化することで、時代の変革期にある今、社会全体に精神疾患者増加や自殺者増加といった社会問題が影を落としています。

パラダイス・バードでは、このような希薄化しつつある繋がりを再構築しながら未来へ繋げていくべく活動しています。それが、カウンセリングのソーシャルスタンダードです。
当法人では、積極的に自殺者増加抑制などをするのではなく、日常的選択肢にカウンセリングをはじめとした人との繋がりを持つことを提唱しています。
人は、悩みが重く深くなる手前の段階で日常的に「心のホコリ」を吐き出す習慣を持つことができれば、苦痛や負担になるような問題に発展することなく次へ歩んで進んでいけます。このような新たな習慣を今からの未来へ向けた人々に繋ぐことで、変容する世の中において持続可能に生きられる土壌、希望を持てる社会を目指しております。

若者へのメッセージ

人が時代をつくり、その時代によって人がつくられます。
そして、それぞれの個性に価値を見出す人が増え、「同じ」ではなく「個性」や「違い」が尊重される時代が今ここからの未来です。

人は誰しもが人生を創造していくクリエイターです。
しかしながら、生きていると自分の意に反する出来事があったり、それによって何故か動けなくなってしまったりすることも往々にしてあります。
その時にどうするのか?
ここがこれからの変容する社会を生きるうえで、最も大切になってくることと思っています。

学生時代、私たちは体育や部活など体のメンテナンスをすることは学びました。しかしながら、人間は肉体だけで生きておらず、心や思考とのバランスで成り立っているにも関わらず、心のメンテナンスを学ぶ機会は無かったと言っても過言でないのではないでしょうか。
今ここからの時代、イレギュラーな世の中をそれぞれの個性を尊重しながら歩むために、「モノ」のように目に映るものではなく、目には映らないながらもこれからの自分や社会を構築する軸となる「繋がり」「心(思考や感情)」を大切に育みながら生きていって欲しいと願っています。